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8月最初の日曜日。
夏らしい晴天だった。
ということで、夏らしい曲を一発。

この曲は、今やベテラン演歌歌手である長山洋子のハジケル夏曲だ。
2ndの「シャボン」以降、ジリジリと下降していた人気を彼女のテコ入れ的な感じだったのか、髪をバッサリとショートにして、テレビでも結構歌っていたような印象がある。

おとなしかった女の子が、突然生まれ変わったような感じだった。(曲的には前作もなかなかポップだったんだけど、コッチの方がもっとポップ)

自分は、この曲を「レッツゴーヤング」で初めて聴いたんだけど、一発で好きになったし、「めちゃくちゃカワイイ」と思った。

 ♪まぼろしの あの島で 麗しの 美女が 目覚めた
  さあさあ 夏は これから 生まれるよ 生まれるよ ゴールドウィンド

雷の音のイントロに続いて、サビから始まるキャッチーな出だし。
詩的にも、「生まれ変わった私」的な感じ。
しかも、「美女が目覚めた」なんて言っちゃってる。

作詞、作曲は飛鳥涼。
この頃からよくアイドルに曲を書くようになった印象があるが、チャゲアスってどちらも曲づくりが上手いなぁ。

飛鳥氏がどれだけ長山洋子のことを知っていたかしらないが、この曲は彼女の陽の部分をバッチリ引き出していると思う。

 ♪小麦娘が I Love You~ん

ポップな曲をもらって、長山洋子もアイドルらしいしゃくりあげ唱法を披露していたりする。
何より、歌っている姿が楽しそうだった。

この曲自体は、曲の勢いに反して、オリコン最高74位と全くふるわずで、もうダメかと思われたのだが、この2曲後に「雲にのりたい」でまさかのポテンヒットを記録。

その勢いを持ったまま、「ヴィーナス」のリリースへとつながるのである。
「雲にのりたい」みたいなかなりベタな歌謡曲でのヒットの次に、ユーロビートを持ってきたというのもかなりの勇気だったと思うのだが、結果よければすべて良しだろう。

長山洋子は歌が上手いアイドルだった。
だが、結局、この歌の上手さが路線を迷わせてしまったのかもしれない。
なぜか、民謡歌手の長山洋子には無理のあるユーロでブレイクしてしまったのも、余計に彼女のアイドル人生を狂わせてしまったかもしれない。
この後も、いろんな路線の曲をバラバラと歌いながら、イメージのはっきりしないアイドル活動を続けてしまう。

本人的にも行き詰まったのか、最後は活動全体がグダグダとなって、「蜩」で演歌歌手として仕切り直しになった。

それにしても、「ゴールドウィンド」でブレイクしていたら、どうなっていたんだろうと今でも思う。
っていうか、今でもいいから、紅白で「ゴールドウィンド」を歌う長山洋子を見てみたい(w)