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秋っぽくなってきたなぁ。

秋と言えば、やっぱり失恋ソング。
夏に恋したアイドルは秋に失恋してしまうのだ。

そんな失恋ソングの中で、アイドルらしいカワイサも残しつつ、インパクトもあったこの曲の登場だ。

伊藤麻衣子で代表曲といえば、おそらくデビュー曲の「微熱かナ」やプチブレイクした「見えない翼」になるのだろうが、ネットで見てると、意外とこの曲のレビューが多い。
隠れた名曲として、心に残っている人が多いのだろう。

不良少女を経て、今や変わったオバサンタレントみたいになってしまった、伊藤麻衣子は、個性強い(っていうかどちらかというとキワモノ(w))83年組の美少女枠だ(ミスマガジン初代グランプリ)。
デビュー当時は、かなりいい扱いをされていたと思う。

この曲は、秋らしい少しさびしげなイントロから続いて、サビから始まる。

 ♪夏の日の 出来事 なければ 今ごろは 二人でいたはずね ここに たぶん ずっと

恋を終わらせるほどの夏の日の出来事とは何だったのか。
好みの「少女に何が起こったか」系だ(w)
さて、何があったかと言うと

 ♪First Kiss 違う人と First Love 夏のせいね

なんと、好きじゃない人と、夏の恋に走ってしまったのだ。
なんでそんなことに。

 ♪ごめんね くやんでも おそいね あなたも 好きと知らずに

実は両想いだった二人。
それに気づかなかった主人公。
うーん、運命のすれ違い。
ドラマチック~。

 ♪夏の浮気な恋 ほほえみに隠した 爪で秋のページ めくった

この「ほほえみに隠した」ってのと「爪で秋のページめくった」ってフレーズが好きだなぁ。
痛々しい感じがして、秋気分満点だ。

さて、この二人はどうなっていくのかというと、彼女の浮気な恋は噂のネタになり、彼は言い訳を聞いてくれないばかりか、目もあわせてもくれない。
完全、拒否状態だ。

彼女も悪気があった訳ではない。
彼女も、違う男の腕の中で、はじめて自分の気持ちに気づいたのだから。

それでも、すれ違った二人は二度と元には戻らない。
彼女は小さくなる彼の影を見送るしかできない。

この曲を歌ってたときは、彼女はもう19歳だった。
ちょっと、年齢が高かったのが不利だったのか、いいポジションにつけながらも、83年組の呪縛にかかり、売れることはなかった。

それでも、プチヒットを飛ばすことができたのは、運の良さもあるが、元々の素材が良かったからだろうなぁ。

ドラマの代表作となった「不良少女とよばれて」は、やる気マンマンだったらしいが、気合いも十分だったことも生き残れた理由の一つだろう。

不作と言われた、83年組だが、意外と細々と残っている人も多くて面白い。