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男の子になんか興味があるように見えない、真っ赤なリボンが似合いすぎる(w)彼女も、今では美人ママ。

おニャン子クラブ会員番号48番。合格日は87年1月23日。
おニャン子末期の人気者である。

この人と生稲は、「もう少し早くソロデビューできていたら・・・」と残念に思える人たちだ。
40番代は、セブンティーン組にかきまわされちゃったねぇ。

特に我妻は「プライベートはデンジャラス」が87年11月21日発売。
レコード店でポスターを見たときは、「ああ、デビューできたんだ」っていうぐらいの印象になっていた。
「可愛かったんだけどねぇ・・・」って感じだ。

結局、4枚のシングルを残す訳だが、このラストシングル「悲しみの向こうがわ」は名曲だ。
初の筒見作品で、妙に気合いも入っているのだが、なんといっても我妻のボーカルが秀逸。

声質的には渡辺美奈代と同系統だが(っていうか似てる)、美奈代ほどの吹っ切れた感じはなく、歌手としての資質はやはり美奈代の方が上だったと思う。
ただ、「泣き」路線に関しては、なかなかのものだったと思う。

2ndの「ひとさし指のワイパー」でも、ずっと涙を我慢しているような歌唱だったが、この曲ではずっと泣いている。っていうか、基本的にこの人の声は泣きが入っているのだろう。

 (電話のダイアル音)
 ♪まだ起きてた?
 ♪うん 久しぶり

 ♪あなたが返す そっけない声は 男友達と話しているみたい
 ♪隠してても すぐに気づいたの 部屋に誰かがいること

 ♪Last Call 三度鳴らして Last Call 一度切るのが
 ♪私と すぐわかる 秘密の合図ね
 ♪Last Call あれからずっと Last Call 留守だったのは
 ♪私の電話にだけだったの どうして?

ずっと、つながらなかった電話が久しぶりにつながった。だけど、部屋には他の誰かがいるみたいだった。
しょせん電話なので真実を突き止めた訳ではなく、思い過ごしかもしれない。
なのに、なぜ、彼女は確信してしまったのか。
なぜ、自分の電話だけ無視されていたと思ったのか。

 ♪Last Call 三度鳴らして Last Call 切らずに待った
 ♪あなたが 受話器を取り すべてを知ったの

彼が電話に出たそのときが、疑いが確信に変わる瞬間だったということだ。
だいたい、そんな訳の分からない秘密の合図が決まっている時点でおかしいとは思うのだが(w)

こんな感じで、始めから終わりまで電話をめぐる別れのシーンが描かれている。
我妻の声は頭から震えている感じで、なかなかの表現力を見せている。
特に最後のサビの繰り返しでは、「泣きながら歌ってない?」ってぐらい感情込めまくり。
聴いているこちら側がひいてしまう(w)

ただ、我妻は悲しみのみを表現しているが、この主人公は相手にカマをかけ、別れを確認したにすぎず、曲中でも

 ♪別れの言葉 言わなくていい

と言っている。
この開き直った感が出ていたら、全然違うコワイ歌になっていたように思う。
たとえば、田村英里子が歌っていたらどうなってたのか・・・。
なんて、考えてみるのもおもしろい。