お金がありあまって仕方ない155オーナーの方は(いるのか??)あまり関係がありませんが、「155が好き」→「適正化やメンテを目一杯したい」→「お金がないなぁ」って方。あるいは、「適正化はメンテはやろうと思えば可能」でも「遊びたいし格好いい服も欲しい」って方。はたまた「稼ぎは問題なし」しかし「お財布は奥方に握られている御貴兄」なんて方は多いのではないでしょうか? そこで解体屋のススメです。
 155は町中では以外に見かけませんよね?。乗っている人はたくさんいるのですが、やはり国産と比較すると少ないのは事実で解体屋にもそうは無いでしょう。
 でも!!なんです。意外にあるのです>解体155
 まず155は幸か不幸か「事故率が高い」ということ。アルファ全体に言える傾向かも知れません。残念なことでもありますが、購入するのはやはり「走りを楽しむ層」なんでしょうね。
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Plus Alfa のススメ-kaitai02  ですから車両保険も高いですよね?。ちなみに155は料率「8」です。デルタも同じことが言えるんじゃないかな。
 2点目は、国産車の部品ほどは「需要がない」ということ。ですので1台みつかると以外に欲しい部品が残っていて買うことができます。あんまりハゲタカになっていないのです。でも前回りは殆どないですけどね。
 最後に、これは理由というより性格ですが「ほとんどの事故車がモディファイ車である」という事実。
 純正パーツの外装やエアロと違って、社外パーツは中古だと安めの値段設定になります。マフラーなんか狙い目(生存率が高く、歪みが少ない影響しない)でしょう。
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以下は僕が解体屋&中古パーツ屋から購入したもののリストです。

'96年式フロントグリル(赤)盾&紋章付き \4,500-
リアパワーウィンドウSWのパネル(SW全部付き) \1,000-
フロントウインカーレンズ \2,000-/個
モモコルセステアリング(革赤ステッチ)+ボス(ホーンボタン無し) \10,000-
スパルコタワーバー+GAPロアバー 両方で\4,000-

 ね?安いでしょ?ただし、事故車についていたものですから程度は自分で見極めて買わないとダメです。正直なところ、そういったリスクは確かにあります。ステアリングやタワーバーなどは場合によっては歪んでいるかも知れませんしね。状態や交渉で価格もいろいろです。エンジン丸ごととかミッション丸ごとなんてのもありました。  ちなみにホイール+タイヤは、まず4本セットでは存在しません。タイヤが4本生きている様な車はたいてい修復可能だからですって。でもって解体車2台から取って4本揃ったりすると急に価格が高くなります。見つけたら1本ずつ「え~1本じゃしょーがないしなぁ」って値切って買って貯蓄していくと安く買えるみたい。でも大変かな?  並行モノのモモの皮シートなんてあったら、普通じゃ手に入らないものが安く買えちゃうって訳です。走ることの出来なくなった可哀想な155を部分的にでも復活させてあげたいですしね(立前か!?)。  でも正直、解体屋で出会ったアルファ達はとっても可哀想でした。まだ10,000km~20,000km程度しか走っていないのに、なんとも言えない姿。155の他に145、GTV、スパイダー、164なんかがありました。アルファを回して走らせるのはとっても楽しいことですが、壊してしまわないようにしましょうね。>オーナーの方々 でも、いいでしょう?「カイタイヤ」。以上「解体屋のススメ」でした。(言うんじゃなかった・・・・カモ)
【後日談】
 僕がよく行っていた上記の解体屋さんは最近「パーツセンター」なるものができてしまい、ヤードと事務所が別々になってしまいました。解体車から外されてしまった中古部品にはディーラー定価の半額を基準とする「販売価格」が決められ、それなりに綺麗にしてもらって陳列されています。 ヤード販売のときはパーツは綺麗じゃないかもしれないけど、「事故車に装着されている状態」のまま確認できるのでユーザー側にとっては有り難い販売方法でしたねぇ~。「どんな状態でヤードに置かれていたか」も解るし。なんか全体的に価格も上がってしまったし、オマケも無くなっちゃったし、なにより「コレは××円」って決まっちゃっているので交渉する楽しみが無くなってってしまって残念です。やっぱり、「このステアリング、もう×週間も雨ざらしだから××円でどう?」って交渉できる方が楽しいですね。