過去の記事の転載です。

Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-01リアパッド 今回用意したリアパッド。フェロードの普通のパッドです。フロントで交換したのと同じやつで、RACで\5,000也。残量センサーはついていません。センサーが着いているのはフロントの左側だけ。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-02リアパッド 古いパッドを外して、新品と比較してみました。なんかあんまり減ってなかったなぁ~。あれれ?。なんかパッド面がちょっとだけ大きい様な気が・・・(不吉)。外し方はフロントと全く同じで、15mmスパナと13mmメガネ(またはラチェット)でキャリパをバラして引き抜きます。ただ1点違うのは、サイドブレーキを解除して作業をすることだけです。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-03リアパッド リアのパッド交換最大の難関がココ。「ピストン戻し」です。リアのピストンの先端はこんな感じになっていて、本来ならここにディーラーが持っているSST(専用工具)をブチ込んでピストンをねじ込むようにして戻します。でもSSTなんて無いぜよ~。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-04リアパッド そこで登場したのが、きっと誰でも持っている「SST代用品」。ただのラジオペンチです。ふっふっふ。期待が膨らむでしょ??
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-05リアパッド マイSSTの使用方法はこんな感じ。ピストンの凸凹を先端に引っかけておいて、押しつけながら力任せに廻していきます。廻す方向は勿論右ネジの方向。逆ネジじゃなくて普通のネジです。握力&腕力&根性のある方ならこれで十分に押し戻せます。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-06リアパッド レンチを1個犠牲にして、このミゾに合うように凹凸をつけた特殊レンチを一つ作ってやると簡単らしいです。僕は「面倒だし、そうそう交換しないだろう」ってことでラジペンで行きました。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-08リアパッド ところが。左側はなんとか戻ったのですが、右側がどうしても戻らない。サイドブレーキ調整ネジを緩めたり、ワイヤー抜いたりしてアガきましたがダメ。ひ弱なので腕力が足りないのか!!。やむを得ずバルブを緩めちゃいました。こうすればピストンは簡単に戻るけど、後でブレーキのエア抜きが必要になっちゃいます。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-09リアパッド なんとかピストンが戻ったので。新しいパッドを挿入します。そのまえに、ブレーキ鳴きを抑えるためパッドの面取りをしておきます。このときは丁寧にヤスリでカリカリしましたが、アスファルトの道路にパッドの角を擦り付けるのが一番楽チンです。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-10リアパッド さらに、ついでなのでキャリパのグリスアップ。固着していたらパッドが戻らず引きずりっぱなしだし、グリスが切れたりしていると頻繁にブレーキを使用したときに熱を持ちます。こうやってシャフトを引き抜いて
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-12リアパッド シャフトに耐熱性の高いブレーキグリスを指でヌリヌリします。こんな感じ。ちょっとだけ気分がいい。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-13リアパッド パッドにもキャリパと当たる部分に、カッパーグリスをヌリヌリ。接着剤と同じ要領でキャリパにも塗っておけば完璧です。国産車かなんかだと、ここに鳴き止めゴムシートが挟んであります。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-14リアパッド 組み付けました。ハイ、おしまい。でもね。実は後日談がありました。ブレーキ鳴きがスんゴイです。「ぼぼー」っとトランク一杯に共鳴してました。原因はパッドの大きさが大きくなったために、今まではパッドが当たらなかったローターの円周端部(錆びていた上に段差になっていました)に不自然に当たるようになったためです。機能的には問題が無いので放って置いています。そのうち音も消えるでしょう。気になる人はローター研磨か交換ですね。
Plus Alfa のススメ ~ Episode 2 ~-15リアパッド 最後にオマケ 【タイヤ取付時のTips】155ってボルト留めなので、ホイールの位置決めが案外大変ですよね~。そんなときはこうやって足でタイヤを持ち上げて位置を合わせてボルトを突っ込めば簡単。付属工具に付いているスタッドボルトなんて使わなくて全然問題ないんです。