ゆっくりの性格は基本的に
「自己中、身勝手」
これに尽きる。

人間に飼われるゆっくりには、マトモな奴もいるが
大抵は変わらない
酷くなると「ゲス」と呼ばれる、さらに醜い性格となる

公園にいるゆっくりの家族は、ただの野生のゆっくりだ
何処にでもいる、ゆっくり

・・・だからこそ、日常の憂さ晴らしには最適だ

俺は奴等の段ボールハウスに近づく

「ゆ?にんげんさん、ゆっくりしていってね!」
「「しちぇいっちぇね!」」
「・・・・・・」
俺は無言でしゃがみこむ
「なあ・・・お前ら、腹減ってないか?」
「あかちゃんたちがおなかぺこぺこだよ!れいむはしんぐるまざーだからごはんもとりにいけないんだよ!」
「そうか、なら、俺の家に来い。お前らの好きなあまあまをやる!」
「ゆっ!あまあまくれるの!?」
「ああ、俺は嘘はつかないんだ」
「いくよ!おちびちゃんたち!」
「ゆっくりいきゅよ!」

こうして、ゆっくりを家に入れることに成功した
・・・帰り道、隣部屋のナハトに会った。また面倒な奴に会ってしまった
「あれ、珍しい。ゆっくりなんか連れてる、買ったのか?」
「・・・関係ない」
「相変わらずクールだねぇ、顔がいいのにもったいな・・・」
「・・・・・・(スチャ)」
鬱陶しいので懐より短刀を出した
ゆっくりには見えないように
今から恐怖を与えてはつまらない
「ゆ?いかないの?」
「・・・どけ」
「おわっ!?あ、危ないぞ!」
「護身用だ。問題ない」
「ふぅ、怖い怖い・・・」
さて、今度こそ部屋に入れる

「にんげんさん、はやくあまあまちょうりゅいにぇ!」
「ゆ!あかちゃん、そんなこといっちゃだめでしょ!」

この親は(ゆっくりの中では)頭がいいな
大抵の親は、自分の子供が可愛くて可愛くて、過保護になりすぎる
通称は「でいぶ」。
下腹が膨れてまた醜い姿になる
そんなゆっくりは人間に片っ端から潰されるのがオチだ
「待っていろ、今持ってきてやる」
「にんげんさん、ありがとう!」

俺は冷蔵庫より箱を取り出した
「ケーキでいいか?」
「あまあまはゆっくりできるよ!」
「いちゃちゃきます!」
俺の顔は思わず笑っていた
何故なら—

「「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・」」
「どぼじで・・・どぼじでごんなごど・・・」
あのケーキにはゆっくりにとって致命的な毒性物質が入っている
「お゛ね゛がい゛でずぅ゛ぅ゛ぅ゛!!! あ゛がぢゃ゛ん゛だげばぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!」
「赤ん坊だからな・・・もろい」
ピクピクしてる一匹を捕まえ、持ち上げる
「ゆええぇぇぇん・・・!!!!くるちぃよぅ・・・!!しにちゃくないよう・・・!!れいみゅちゅぶれちゃうよおぉぉ!!」
「・・・死ね」
グシャッ!
握り締めた俺の手から餡子、そして何かの残骸が落ちる

「・・・ゆんやぁぁぁぁ!!れいむのあ゛か゛ち゛ゃ゛ん゛がぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」
「汚ぇな・・・」
そして軽く手を洗い、俺はチャッカマンを取り出した
赤ゆを一匹持ち上げ、今度は下部を炙った
所謂「足焼き」だ
「あづぃぃぃぃぃぃ! どうじでごんなごどずるの!! れいみゅなんにもじでないのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
「熱いか?痛いか?苦しいか?そうかそうか、もっと苦しめ、もっとその情けない姿を見せろ、そして死ね」
「うぇぇ、えれえれ・・・」
親れいむは凄惨な光景を目にして、餡子と砂糖水を垂れ流していた
しまった、下に何か敷いておくべきだった
そして火を止めた
赤れいむは衰弱しきっていた
「お前がこうなったのは、ぐずなお前の母親がこの部屋に連れてきたからだぞ?恨むなら母親を恨め」
「おちびちゃん!ゆっくりしていってね!」
「ゆ、ゆっきゅりぢぇきにゃいぐじゅなおゃはあっちにいっちぇね!」
渾身の声で叫ぶと、赤れいむは永遠にゆっくりした
「どぼじでぞんなごどゆぅのぉぉ?!あがぢゃぁぁぁん!?」
「あーあ、かわいそうに・・・」
そんなとき
親れいむの頭の茎の先端が動き始めた
「あ、あかちゃん、ゆっくりうまれてこないでね!うまれてこないでね!」
再び俺は口元がにやけるのを我慢できなかった
親は恐怖の表情を浮かべていた
今生まれたら目の前の人間さんに永遠にゆっくりされる

しかし実ゆっくりは産まれ落ちた
「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇねぇ!」」」
「y」
親れいむの顔面に俺の足がめり込んだ
ストッキング越しの一撃だが、充分な威力だった
「いぢゃぁぁぁい!れいむのおがおがぁぁぁ!」
「「「おきゃあしゃぁぁん!?」」」
「うっせえよ・・・黙れ」
「おきゃあさんゆっくりできないよ!ゆっくりやめてね!」
「うっせえ」
俺はまた赤ゆ三匹を掴み、足焼きを始める
「「「れいみゅのかわいいあんよしゃんがぁぁぁ!!」」」
まずは逃げ足を封じた
親れいむは失神していた

さて、どうやって虐めるか・・・