FESTのブログをご覧の皆さま、
こんにちは!
国内・フォトワーク事業部
高橋直です。
自分の初渡航も終盤を迎え、あとは帰国するのみとなりました。
今渡航を振り返ってみて、思い浮かんだことを書いてみたいと思います。
この渡航で自分たちの班は、多くの政府機関、住民、NGOなどにインタビューを行っていきました。もちろん相手は現地の人なので、英語で行う必要がありました。
自分は英語を話すのが苦手なので、事前に考えた質問以上に質問をしていくことが最初全くできませんでした。
しかし、いくつか外部訪問を行っていくなかで、徐々に自分の調査していることに関する理解も深まってきて、聞きたいことも増えていき、質問の数も自然と増えていきました。
これは、自分のその問題に対する興味の度合いが高まったからであり、英語のスキルが上がったからではないと思います。つまり、自分がインタビューを積極的に行うことを拒んでいたのは言語の壁ではなく、無関心という名の壁だったのです。
このことは、普段の生活の中でも同じことが言えると思います。友達と話すとき、学校で授業を受けるときなど...
相手のことを知りたい、ものごとを理解したい、何かを学びたいという欲求は、どれも興味を持つという段階を経ずして生まれてこないのではないかと思います。
自分たちは、帰国後、日本の高校生に対して出張授業を行っていきます。授業が成功するか否かは、高校生たちが自分たちの授業に対して興味を持ってくれるかどうかというところにかかってくると思います。
もし作っている本人がその内容に興味を持てないようなことがあるのであれば、高校生が興味を示してくれることなどあるのでしょうか。そんなことはあるはずがないと思います。
日本に帰国したら自分たちは今回得たリソースを用いて授業を作っていきます。
そのリソースを最大限活かして高校生に興味を持ってもらえるような授業内容、授業構成を考えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
埼玉大学
教養学部1年
国内・フォトワーク事業部
高橋直