飛躍するには | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

誰もが訪れたことがあるユ○クロ。

今や海外までも展開し、海外からも多くの注目を浴びている。そして多くの観光客も訪れる。先日池袋で話をかけられたフランス人に「ユ○クロはどこだ」と尋ねられ、サンシャインの近くの店舗まで連れて行った。(笑)

ユ○クロ。まず思い浮かぶことは?

ヒートテック、フリース・・・かな。

そう、ユ○クロには低価格かつ良質な服が経ち並ぶ。

フリースを筆頭にベーシックな定番商品を並べ低価格で提供しているので、中高年やファミリー層からの支持が大きい。

ではなぜ、低価格で提供できるのか?

一つ目は、製品構造から販売まで自社で行い、他社を通さないシステムが低価格に貢献している。二つ目は、種類数を少なくし、同じ商品を大量生産することによりコストを削減している。

ユ○クロは、セーターやTシャツはカラーが豊富にあり、棚の上までぎっしり詰まれている。同じ商品を大量に生産することによりコストを削減しているのだ。しかし、ここにユ○クロの欠点がここにあるのだ。

ユ○クロは日本全国852店舗あり、1県平均約18店舗ある。こんなにも多くの店舗があり、カラーが違えといえどもそんなに種類がないのだから、

「どこの店舗に行っても商品は同じであり、どこの店舗も代わり映えがない」という声がお客さんから上がっている。

どの企業もそうであるがお客さんに飽きられないために、新しいものを提供していくのはとても大切なことである。そしてお客さんが店舗に訪れ楽しいと感じる店づくりをしなければならない。

この状況を受け、ユ○クロは「地域密着」という新方針を打ち出した。

それは均一の店から地域に根づいた店づくりである。

実際にこの店づくりを行っているのが吉祥○店だ。

・家族で訪れるお客さんが多いため、マネキンをファミリーする

・地元の商店会に加入し、地域のイベントにも参加する

・子供たちに描いてもらった絵をオリジナルTシャツとして販売する

など様々な施策を打ち出している。

チェーン店の地域密着は、チェーン店をもつ企業には全くない考えであった。この考えは新たなユ○クロを生み出す大きな一歩なのかもしれない。

なんでこんなことをブログで書いたのか。

読者の皆さんの会社、サークル、は行き詰っていないか?

それは過去から引き継がれていることをただこなしている、または毎日同じことを繰り返しているからかもしれない。既存の考えにとらわれているからかもしれない。

そこで必要なのは新しいものだ

新しいものとは刺激的なもの、ワクワクするもの。

新しいものを生みだし他者をひきつけ、巻き込む。

お客さんを、社員を、メンバーをひきつけ巻き込む。

ユ○クロの場合、良質かつ低価格な商品だけではお客さんを引き留めることが困難になり

今までの店の在り方をかえ、新たな店を展開しお客さんをひきつけている。


大きく飛躍するためには新たな風を吹き込むことが必要だ。

代表

保泉泰宏