点と点をつなげる | 学生国際協力NGO FEST TOKYO メンバーブログ

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国際協力の最先端へ―――― 
現地の自立発展を目指す様々な思いを綴ります。

こんにちは!
FESTで海外事業部の部長を務めさせて頂いております、日本大学法学部2年 松下治貴と申します。

僕たちの支援先であるフィリピンは台風の被害が甚大とのことです。少しでも多くの方の命が救われることを願わずには居られません。


僕自身、ブログを書かせてもらうのは2回目なのですが、堅苦しいことを書くのはちょっと~と思うので、最近感じることを書かせてもらいます。


過去の点と点をつなぎ合わせることが重要って最近思います。
実はこの言葉は、かのスティーブ・ジョブズさんがスタンフォード大の卒業式の祝辞で話したスピーチの中にも出てきます。

「私たちは先を見て点を繋げることはできない。できるのは、過去を振り返って点を繋げることだけだ。だから将来その点がつながることを信じなくてはならない」と。

この考え方って、先が読めない現代をうまく生きるために非常に有益なのではないでしょうか。

アップルを創始した彼の人生は挫折続きでした。
大学の中退、役員会によりリコール追放されたこと、すい臓がん宣告…

このような一見「不運」と思われるような挫折を彼は、人生の裁量の経験であったといっています。

大学を中退したことで本当に自分のやりたいことが見えたと言います。彼はカリグラフィに夢中になりました。当時は全く意味も理解せず、興味があっただけだったそうですが、後のアップルコンピュータのコンテンツの中に活かさせれることになります。
「あの時代がなければ、後のアップルはなかった」と本人も語っています。


僕の経験に置き換えてみたいと思います。
なぜ僕が今FESTの一員として国際協力に携わっているのでしょうか。
小学校の時より英語に触れていた→英語が好きになった→高校は敢えて国際教養という学科に入学した→留学生との交流、ホームステイ、国際協力→NPOでの渡航→FEST
こんな感じでしょうか…
もちろんジョブズと比べたら何とも軽いですが…笑
やっぱり繋がっている気がします。


またジョブズは、すい臓がんを宣告されました。余命数カ月と診断され、彼は死というものを実感として見つめることになります。結果的にがんは医師も驚くほどの奇跡的な形で取り除くことができたのですが、この経験が後の彼の人生に計り知れない影響を与えたと言います。

過去の不幸、失敗という「点」。「あれがあったからこそ、今の自分があるのだ」と気付く瞬間があるそうです。その時初めて過去の出来事を意味のあるものとして認識できるのではないでしょうか。

まさに今の経済は非常に厳しい状態です。この現状をただ不運ととらえるか、それとも何か将来的に意味をなすものなのかととらえるかでは大きな違いが生まれるのではないかと思います。


最後に…
今回はアップル創始者のジョブズを例に取ってみましたが、僕は別にジョブズの、アップルの信者ではありません笑
しかし、彼の生き方から学べることは多いと思います。

R.I.P, Jobs...
本当に最後にしますね笑
みなさん、この「R.I.P」の意味をご理解いただけたでしょうか。
これは、「Rest In Peace」の略で、日本語訳したら「ご冥福をお祈りします」的な感じだそうです。

長々と書きましたが、以上です。

これからもFESTを宜しくお願いします!

海外事業部長
松下 治貴