こんにちは、こんばんは、海外事業部アナック班の別所です。
今回の2018年夏渡航で感じたことは何だろう、
夏渡航が終わった今、その振り返りを皆さんに共有したいと思います。
FESTで渡航に行くと、支援とはまた別に大きく考えさせられることがあります。
それは、「人間関係」です。
渡航というのは不思議なもので、今まで違う班で活動していた人やそれほど話したことのなかった人と自然と、、いや流れで、そしてノリで、話すことや共同生活ができるようになります。その中で見えてくるその人の人柄や考え方。これだけは、FESTの渡航では欠かせない楽しみの1つです。
たぶんこの楽しみは、いつもとは違った環境にいることで気軽に話せたり、頼れたりするのがメンバーだけだからかもしれません。
支援をしている場所でも、人間関係の面白さや楽しさを感じることは多々あります。
私は今回が2回目の渡航でしたが、住民たちは温かく、気さくに迎えてくれました。行く前はあんなに自分は住民たちに忘れられているんじゃないかとか、プロジェクトの進行が自分と住民の関係作りが原因でうまくいかなかったらどうしようと心配していたのに、それが杞憂に終わったのは言うまでもないです。それは住民の明るさのおかげです。みんなとっても笑うことが多いんです。ビサヤ語で会話しているのに、その様子を見ているとこっちまで笑えてきます。
そういえば、ある住民の家にいたときに、おばあちゃん家にいるような不思議な感覚に陥ったことを覚えています。なんというか、そよ風や音の感じ、小さい子が近くで遊んでいたり、昼寝をしていたり。時間の流れがゆっくりと感じられるような、落ち着くあの場所です。そこで聞こえる声はもちろんビサヤ語なのですが。
ここで僕が言いたいのは支援をする人、支援をされる人という堅く、立場の違いが目に見える関係性、あるいは支援の仕方をFESTは行っているのではありません。
住民と一緒にプロジェクトを作っていくことを大切にしていて、これからもそういった関係性を作り上げるのが大切になってくると思います。今回の渡航でもこれは改めて感じることができました。
今まで渡航での楽しいことばかり書いてきましたが、もちろん渡航中にはつらいことや乗り越えなければならないことはあります。プロジェクトがうまくいかなかったり、メンバーと口論になって思いもよらないことを言ってしまったり、、、。
でもそういったことがあるからこそ渡航は厚みを帯びて充実してくるし、自分自身の新しい課題の発見から成長につながると信じています。
この渡航での体験は、思い出づくりの海外に行ってきたよ。の程度で話すことはできません。FESTでは学ぶことや楽しいことが、多いからです。他の団体とは違うこの環境、今のメンバーや今の住民がいるからこそのこの経験です。他の団体で同じものは得られません。
そして
私のしたいこと、がここにつまっています。
FESTに感謝、住民達に感謝、ありがとう。
中央大学2年 別所梨央
埼玉大学教養学部2年の松原優華です。
新人さんとか、見学に来た人とか、お前誰だよって感じだと思いますが、4月まで海外事業部カタン班にいました。
FESTに入って・・
とにかく良かった
ほんとにこれに尽きると思います。
1年ぐらいカタン班として活動して、毎週ミーティングしたり、資料作りに追われたり、渡航に行ったり。
そもそもなぜFESTに入ったのか。
それは将来的に国際開発とか開発協力に関わりたかったからです。
そして、活動のすべてが自分の将来について真剣に考えるきっかけになってたし、目指したい姿の理想形にもなっているんじゃないかなって思います。
FESTでの1年間は、自分にとって大きく人生が動いた活動でした。
じゃあ、なんで1年で辞めたのか。
それは、いろんな理由があるけど、一番は、
もっと「学問的」な面から国際開発と国際協力について考えたい、自分の関心分野にあった活動も見てみたい、そしてもっと役に立てる活動をしたいって思ったからです。
要するに、FESTで活動した中で感じた無力感を払拭するために自分自身がレベルアップしたと思ったから。
そう考えるきっかけを与えてくれたのは間違いなくFESTでの活動です。
入ろうか迷っている人に私が言えることは、
とにかくやってみるって大事だよってことかと思います。
チャレンジしてみてください。
予想以上に成長できる活動がFESTにはあります。
成長させてくれるメンバーがいます。
誰よりも信頼できる仲間に出会える場所があります。
最後に、FESTの皆様特にカタン班の二人、1年間本当にありがとうございました。
海外事業部 アナック班 別所梨央