ゾーンに入る経験ができたしんどい公演も、やー終わってしまった あー寂しいなーの気持ちも落ち着き 来ていただいた方と 行けないけれど「頑張って」と気にかけてくれた大切な方々へ ご報告します 美学校の 昨年末に参加してくださいと声をかけてもらい 若い方の作品に出演、お手伝いできればネ 夫を亡くし、認知が壊れ、記憶をなくして行く主人公の母の役! 母なったことがない、未経験の領域楽しいのでは** と、気楽に構えたいたら、 とんでもなくキツかった 3月末、ホームのよこすかのシニア劇団よっしゃ『EMクラブ』が終わり 美学校の『てんばら』へは、かなり遅れての合流だけど 出演シーンもそれほど多くないから大丈夫と 神保町 美学校に通い始めた が、 3時間の稽古の行き来に、4時間もかかり わたしは、特別に早上がりしても、 帰宅が深夜12時 通い始めて一週間くらいの 4月1日から 熱が出る、 4月の6日から 右小指が炎症 人食いバクテリア!?病院へ 撮影の仕事も重なり (年間10本の撮影の3本がここに集中!!) 10日からは、首も炎症!!!!で爆痛の日は、 水はストローで飲み、うがいができないのが辛かった 口が動かせないから、しゃべれない、もちろん稽古は行けない 整形外科(近所に良いところを見つけて本当に助かった) 整形外科、 鍼灸(近所に鍼灸師の知り合いが居て良かった) 整形外科 鍼灸、と繰り返し、 本当に、身体に申し訳ないことをした そのうちには、回復するとは思っていたけど 治りかける、ぶり返すと 2ヶ月前から起こったことが今は嘘のよう (回復できてよかった) だからなの?、この経験は、予想を遥かに超え素晴らしかった 稽古中にドキッとして魅入ってしまうことがなん度もあった 居心地の良さが驚異的 20代からわたしアラ70まで *キャスト (専門の俳優はいなくて演じるのが全く初めての人 わたしも唐さんの所からは、30数年ブランクがある) *脚本 (5年かけて書き上げられた、研修生さんの(演出者)の初めての劇作) *絶賛の音響、照明、 *空間は、まさに美学校!ここしか無い これらがカチッとはまったというか てんでばらばらだから混じり合う感じ ***参加できて本当に運が良かった。 自分スペシャルは、 ここまで心身を投げ出したからには、何かいいことあるよな!と 予感していたけれど 4回の公演の中で3回目に30分くらい、いわゆる ゾーンに入った 「アレっなんか違う!」 これまでも、自分のテンションの張り具合とか お客さんの反応がビシッと来てるとか、手応えとか、わかるんだけれど ゾーンは初めて、面白いなー そん時だけで、コントロールはできないから またいつあるのかわからないけれど まー +++++++++++++++++++++++++++++++; 初日のトーク 五所純子さん 夜の11時の終わりまで残ったお客さんたち 私も帰らないで、ベイエリアの友達んちへお泊まり 二日目は 急きょ 山下澄人さん (芥川賞作家、俳優、劇団主催! 唐さんみたいじゃん) *初日にみてよかったから 2日目の楽日のトークしましょうか?と *私の友人の質問にも答えてくれている 観客の中に飴屋さんの姿が見える! (唐さんのとこにいた人で、演劇をやっている人に一番、影響を持っているのは飴屋さんだと思う) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 山下澄人さんがリポスト 飴屋法水 @norimizua あの日見た劇のこと、折に触れて山下さんと話し続けてる、あ、ラインとかで、 あれはいったい何だったのだろう、特別に新しいなにか、というのでもないのだ、 にも関わらず、あのように体験をしてしまうこと、そんなには起こらない 山下澄人 @FICTION96 · 6月2日 今月のラボは『てんで ばらばらで あいまって 光』という劇について 少し話せたらと思っています。 非常に優れた劇でラボでの言葉の現れ方と似ていました。 せりふが表現ではなく必要な要素として発語されていた。ラボでいつも起こることです。 作演出の葉名倫子さんは東京でのラボに参加していた人です +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 来てくれた方の感想もたくさん上がってきていたから少し ++++++++++++++++++++++++++++++; *近年、映画や演劇はなるべく情報をシャットアウトして、白紙状態で出かけていきます。 今回は、思っていたよりも(白紙と言いながら、矛盾した言い方ですが)、 はるかに面白い心惹かれる公演でした。 作家は、自分の中に染み込んだ感情を、長い時をかけて言葉として抽出して、 丁寧に紡ぎだしていて、それがこちらにも、素直に入ってきたのでしょう。 一緒にいても、遠い そのさみしさを抱えた人々に、光あれ!と思います。 *演劇はやはりマイナー あまり経済に乗っからない分、自由度が高いと感じています。 もちろん全然違う方向の演劇もあるけれど。美学校の演劇は自由度が高い *そもそもこの芝居はあのスペースが良いし、美学校らしさ、でその居心地の良さ トークで、山下澄人さんは、キャストが年代とかキャリアとかが違うのがとても良いと、 音楽もとても褒め、キャストの声のトーンも良い。上手い下手は全く関係ない。 上手い役者って言う言い方は雑だと言ってました。 下手な名優はいっぱいいるって。 UZUKI(nekooto) @HRAK_GM(5月28日にポスト) 葉名倫子『てんで ばらばらで あいまって 光』個人的な体験から家族の出来事やあり方を広島弁で描いた戯曲は会話や随想的な独白、構成もよかったし、 美術、照明、音響も素晴らしかったが、特筆したいのは俳優のみなさん。 全員が驚くほどによかった。特に〈ゲゲ〉のくびたろうさん。 *佇まい、声、その投げ方、放し方、外か内かの方向。生きている人間がいて、 たまたまそこが舞台になってしまっているようだった。 いわゆる「自然な演技」とは違う舞台上でのリアルさというか、 生々しさ。冒頭〈ミツ〉磦田空さんとのシーンでは『コルバトントリ、』 の郷拓郎と青柳いづみを思い出した。 *チラシの絵はくびたろうさんによるものだが、またくびたろうさんを「演劇」の場で観ることはできるのだろうか。アテ書き?ってくらい(もちろん違うけど全員それほどに 「その人」だった)ゲゲだったが、ゲゲではないくびたろうさんもいつか観てみたい。 (「俳優・カキヤフミオ」にも驚かされました。まさかこんなにも良いとは…) *台詞が具体的で、意味を追いすぎてしまいそうと思い、音、匂い、感覚にゆだねるように観ていたのですが、心地よかった。劇中IKEAバックを背負う “…バサッ”の音と背中、素敵でした。 静かに続くお芝居のなかで、何かを目覚めさせるような瞬間。 *魅せる瞬間、狙わない瞬間をどう作るのかを、考えたりなんかして。 たくさん感じて考える時間を、ありがとうございました。 *踏み切りの場面で演者さんたちが一斉に声をあげたときはやばい、と腰を浮かせました。人の声ってすごいな、と。 あと声でふたりの女性がぴったり同じセリフを言うところもよかった。 *観終わったあとより、じわじわときている。こういうお芝居もあるんですね! 観に行けてよかった、ごんぞうありがとう! *(母について)あの方迫力ありましたね、ちょっとこわかった、わたし・・ とても素敵でした。 無理にお母さんをしようとされていない、いつもの延長線上のような。だからこそ、 みつに少し迫っていく時のゾクッ…。さすがだと。 無理にお母さんをしようとしない」って、言葉足らずだったかもしれず、少し補足を。 「舞台の上で無理していない、そのままの姿」って私の憧れていることで。 それには役のことを調べ見聞きし、たくさん想像する。そして舞台では得たことを飲み込んで“誰か”を着ているように見えない…という事なのかなと、 日々考えています。偉そうですが…。 そういう意味で、稽古場での迷いや苦悩が、妖気や官能に昇華され、 無理に「お母さん」をされているように見えなかった。本当に素敵だと思ったわけです。 公演を観に行って、本当に良かったと、私も、今もじわじわ感じています。 *以下、金川晋吾さんの写真集『長い間』を出版された会社・ナナルイ、運営のお二人からの感想です。 美学校はすごい学校ですね。 演出や脚本を学ぶ学生さんの傍に素晴らしい俳優陣と音楽と照明。びっくりしました。 *不思議な芝居でした。 観ているうちに、苦しく息をつないできた時間が克明浮き上がってきました。 あのひといきひといきが、今につながっている、とも思いました。 ①標準語でないことばに安心しました。(広島でしょうか?) ②音楽がなかったこと。音響がまことに快く、安心感を与えてくれました。(シンセサイザーでしょうか?楽器などは使われてない?波紋音のような楽器はなかったでしょうか?) 一度だけ立ちあがろうか、と思ったのは、ふみきりの場面。 ひとの声だけでこれだけ恐怖と緊張を作り出すことができるのですね。 *こころ揺さぶられました! 作り手がひとつひとつ選び取って創っている印象を持ちました。
飴屋法水 @norimizua あの日見た劇のこと、折に触れて山下さんと話し続けてる、あ、ラインとかで、 あれはいったい何だったのだろう、特別に新しいなにか、というのでもないのだ、 にも関わらず、あのように体験をしてしまうこと、そんなには起こらない 山下澄人 @FICTION96 · 6月2日 今月のラボは『てんで ばらばらで あいまって 光』という劇について 少し話せたらと思っています。 非常に優れた劇でラボでの言葉の現れ方と似ていました。 せりふが表現ではなく必要な要素として発語されていた。ラボでいつも起こることです。 作演出の葉名倫子さんは東京でのラボに参加していた人です +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 来てくれた方の感想もたくさん上がってきていたから少し