こんにちは 

 

スタートは知恩院口から山に入り  まずは椎の森を進む

 

椎の木はその大きさから、樹下は日当たりが悪くなり、下草が生えず

 

広い空間を独占してしまうので、森の王様と呼ばれる

 

この巨木を見あげる心地よさ、あ^^ここで昼寝したいよ〜〜〜

 

 

おととしの9月の台風で巨木が倒れ、地形が変わり通行止め区間がかなりあります

 

 

見晴らしの良い場所は、一休みポイントのはずですが!!ダメなんです

 

 

 

左に通行止の様に横倒れている木のあたりは、

昔は京都市内が見晴らせたんですが、

今は木々が生い茂り、もう見えなくなってる

 

昔は、燃料として薪を必要として、木を切ることが経済を潤していたけれど

今は伐採には費用がかかり、多くの木々はそのまま、

 

見晴らしはドンドン減ってます

 

 

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この生命力は『不屈の松』岩場、砂地、も平気で育つ

 

その訳は、土中に養分が少なくても、空気中から養分を得ることができるから

 

しかしこの松は「ここまでむき出しだと枯れてしまうかも」?と案内人の三浦さん

 

 

 

この巨木は、おととしの台風で倒れたままです 

 

根っこを見ると、ひょろひょろしたヒゲくらいしか伸びてません

 

いくら巨木でも根が張れてないので、倒れたんでしょう

 

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これは人気の檜 ヒノキ この木は植林

 

これも檜  

 

QQQ さて違いはなんでしょう?

 

 

皮を剥がれてています  

 

専門職の本皮師(もとかわし)によって、職人技で剥がされて、

清水寺の屋根の様な、寺院の桧皮ぶき(ひわだぶき)に使われるんです

 

痛々しい様ですが

10年でまた元の様に戻ると 生命力はすごい

 

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『青龍殿の大舞台』からの眺めです  

 

真ん中の広い緑が『京都御所』その手前の長い緑の線は『鴨川』

 

写真の右側を見てください

二手に分かれて分岐しています=三角デルタです

 

 

 

振り返り  

 

や〜〜〜スタート地点は ここでした

 左上にポチッと見えるのが、今いる青龍殿です

 

東山三条の町中から、てくてくてくてく あ^満足

 

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この眺めは平安京の時はドヒャ〜〜〜〜〜と広かったでしょう

 

 

桓武天皇もここはお気に入りだったでしょう、

 

(和気清麻呂(わけのきよまろ)とこの地に登ったとされてます)

 

 

 

 

 

そして平安京の守りの重要ポイントだったので、

将軍の人型(ひとがた)に甲冑をつけて埋めて、都の平安を祈ったと

 

Q  人型のモデルの将軍さんは誰でしょうか?

 

 

 

 

青龍殿は国宝『青不動明王』(秘仏)も安置されてます

 

観光コースからは外れているので、ゆっくりできます。

 

三条京阪からバスもあります。

 

次回は、将軍さんのエピソード&清水山(おわんの様ななだらかなお山)です