「英語学習の臨界期は、親や友達や兄弟や英会話学校や塾や小学校や中学校の先生が英語を教えだす瞬間」だと言いました。


「猫は英語でキャットだよ」と親がわが子に言った瞬間に、もうその子の英語学習人生は終わっています。それに気づかずに「犬はドッグだよ、言ってごらん」と追い打ちをかけます。「ドッグ」と言わせてほめます。英語のできない日本人一丁上がりです。遅かれ早かれ塾や学校でもそう習うのですから気にすることはありません。


うーん、そうなるとこどもが小さいうちにアメリカに留学させるか、家族で移住するか、日本でアメリカンスクールに通わせるしかないですね。間違っても高いお金を出してこども英会話スクールや早期教育システムの学校に入れないでください。何も変わらないか、余計にひどくなります。


じゃあ、どうすれば? 繰り返しになりますが、どうもしなくてもよいのです。別にそのままでも、学校で英語を勉強すれば東大にだって入れます。日本にいる分にはまったく問題ないですし、海外でもスマホが全部リアルタイムに正確に訳してくれます。
 

それに、(私が)日本人の英語を馬鹿にしていますが、外国人のしゃべる日本語はもっとひどいです。まったくなまらないで、日本人と間違えるほどナチュラルな日本語の音を話す外国人はいません。でも、もしいたらすごいと思いませんか? それが一度も日本に来たことがない人だったら。