18:52発 京王線準特急 新宿行 2分ほど遅延
隣に可愛い女の子とブスと言っても憚れないコが座っている
寧ろ僕が自発的に可愛い女の子の隣に座った訳だが。
二人が話から察するにどうやら大学四年生らしい。
社会人になると自由気ままにファッションを楽しめないことを嘆いている。
成る程二人とも個性的な可愛らしい服を着ている。
ブスのほうは似合っているかどうかは言わずもがなだが。
そのブスがずっと,見納め見納め・と言っている。
社会人になる前に色んな服を着るのが見納めらしい。
恐らく仕納めのことだと思うのだが…
可愛い方の女の子も,気付いているのか若干顔が引きつっている。
ブスのほうはもともと引きつった顔をしている。
取り敢えず,可愛い子の太ももを凝視することにする。
……ブスの方は適うことなら今回で見納めにしたい
10:31発 京王線準特急 新宿行
隣にあのでかいサングラスをかけた女性が乗ってきた
正式名は知らないので私が密かにデカサンと呼んでいる代物である
顔の半分がサングラスで全身真っ黒。あれか。マトリックスか。
しかし小柄な女性で,はだけた肩と唇がなんともセクシーだ
唇だけでご飯三杯はいけそうだ
嗚呼,サングラスの下に隠れた瞳が見てみたい
だが私は日本人がかけるサングラスは,
独断と偏見の塊だと言うことは十分承知しているが
不細工が自分の顔を隠す為に使用する物として認識している
でも,見てはいけないものだからこそ見てみたい
そんな王さまの耳はロバの耳,もとい鶴の恩返し精神に乗っ取り
恐る恐る横から目を覗き込んだ
……オーケー。俺の負けだ。考えを改めるよ
そして付き合ってくれ