Hewlett-Packard (HP) は、ネットワーキングの取り組みにおいて Cisco Systems を脅かす存在になろうとしている。
ラスベガスで8-12日に開催された IT 技術のカンファレンス『Interop』の基調演説において、HP でエグゼクティブ バイスプレジデント兼エンタープライズ サーバー、ストレージ、ネットワーキング部門ゼネラルマネージャを務める Dave Donatelli 氏は、Cisco に取って代わりつつある HP のネットワーキングの取り組みについて詳細を明らかにした。
「競争が革新を加速する。レガシー ネットワークには変革が必要だ」と、Donatelli 氏は述べた。
同氏によると、動画以前の時代ならデータの読み込み中に表示された砂時計アイコンに組織は慣れてしまっていたが、もはやそれは受け入れられないという。また、仮想化はソリューションの一部ではあるが、企業は現在、混合型モデルを利用しているという。
Donatelli 氏は次のように述べている。「仮想化されたシステムと仮想化されていないシステムが混在し、両方を管理する必要がある混合型モデルだ。当然のことながら、全体のセキュリティも確保しなければならない。こういったすべての領域で変革が必要だ」
HP のネットワーキングの取り組みとは、9日に Interop で発表された『HP FlexNetwork』アーキテクチャのことだ。Donatelli 氏によると HP の有利な点は、消費者向けから企業向けまで、IT 市場全体にわたって事業展開していることだという。
また同氏は、直接 Cisco を指す形で、ネットワーキング サプライヤが1社のみというのは好ましくないと指摘する Gartner の研究報告を取り上げた。さらに、調査会社 Baird の調査報告にも言及し、回答者の75%が今や HP をネットワーキング分野における主要企業の1つと認識しており、29%が HP は取引条件に影響力を持ち、Cisco を凌駕しつつあると回答したことを紹介した。