フェレットの副腎皮質疾患の臨床経過に対するメラトニン投与の影響
Effects of melatonin administration on the clinical course of adrenocortical disease in domestic ferrets
Jan Ramer, Keith G Benson, James K Morrisey, Robert T O'Brien
Abstract
副腎皮質疾患を有するフェレットの臨床徴候、腫瘍の大きさ、および血清ステロイドホルモン濃度に対するメラトニンの経口投与の効果を評価すること。非対照臨床試験副腎皮質疾患の臨床徴候を有する10個の成体フェレット（血清ステロイドホルモン濃度評価により確認）。メラトニン（０．５ｍｇ）を１年間１日１回フェレットに経口投与した。 4ヶ月間隔で、完全な健康診断。腹部超音波検査（副腎測定を含む）。 CBC;血清生化学分析血清エストラジオール、アンドロステンジオン、および17α-ヒドロキシプロゲステロン濃度の評価を行った。血清プロラクチンおよび硫酸デヒドロエピアンドロステロン濃度は最初、2番目、および最後の検査で評価し、血清コルチゾール濃度は最初および最後の検査で評価した。メラトニンの毎日の経口投与はフェレットの副腎皮質疾患の臨床徴候に大きな影響を与えました。変化には、髪の再生、そう痒の減少、活動レベルと食欲の増加、外陰部または前立腺の大きさの減少が含まれます。異常に大きい副腎の平均幅は12ヶ月の治療期間後に有意に増加しました。臨床徴候の再発は8ヶ月の評価で6フェレットで検出されました。治療前の値と比較して、血清17α-ヒドロキシプロゲステロンおよびプロラクチン濃度は、それぞれ12ヶ月後に有意に増加および減少した。結果は、メラトニンがフェレットの副腎皮質疾患に関連する臨床徴候を減少させるための有用な、容易に投与される、緩和的治療であり、そして毎日の治療のプラスの効果が少なくとも8ヶ月間明らかであることを示唆する。メラトニンの経口投与は、処理したフェレットの副腎腫瘍の増殖を減少させませんでした。
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