2020年の年明けすぐ。

きりがおかが閉院してしまったので、国立の病院にくるみを連れて行きました。

首の肥満細胞腫がグジュグジュになってしまったので、見てもらいました。


全身検査をして、肥満細胞腫ができる原因を調べることができると言われたので、くるみを預けて急遽健康診断をしてもらいました。


すると、肝臓の数値が高い。


肥満細胞腫が肝臓に悪さをしている可能性が考えられると言われました。

肥満細胞腫は皮膚からできるのではなく、臓器がやられてから皮膚にできるそうです。

とりあえず、内服薬を飲ませることに。

途中でアニファに転院しましたが、薬を飲ませていても8月頃まで数値が落ちることはありませんでした。

むしろ、薬を飲ませているときの方が高くなっていたり、飲ませていない時に下がっていたり...

肝臓の数値は薬で安定しないケースが多く、安心材料として飲ませるのも手だという話でした。

肝生検もやってみる価値はあるとのことでしたが、数カ所から細胞を採取する必要があります。
しかし、採取した箇所は正常で、採取できなかった所が悪くなっている可能性もあるのでなかなか難しいそうです。

先生の話ではフェレットの場合、ストレスによって肝数値が悪くなるケースが多いそうです。
例えばタバコの煙、工事の音など。
人間が気にしないような些細なことでも、フェレットにとってはストレスがかかっているかも、と。

思い切って入院させてみて、普段の環境から離れさせることで数値が落ち着く場合もあるそうですが、くるみにとって家以外は恐怖そのものなので断りましたタラー


くるみにとってストレスってなんだろう、と考えた時に、真っ先に浮かぶのは同居の他の2匹でした。

くるみは完全にひとりっ子気質。
フェレットと遊ぶより、一人で遊んだり、人間に可愛がられるのが大好きです。

当時は3匹とも同じケージだったのですが、思い切って1匹ずつ別のケージにしてみました。

更に、放牧時間も他の2匹と分けました。

その間投薬はしてません。

1ヶ月間その状態で過ごし、検査の結果は...



なんと、8ヶ月ぶりに肝数値が正常値に戻ったのです!!!



やっぱりストレスだったんだ...

その後もひとり部屋にしています。
他の2匹はくるみのことが大好きなので、様子を見つつ放牧時間は同じに戻しましたが、それから半年以上経っても肝数値は正常なままです。
(たまに少し上昇しますが、許容範囲)


こんなケースもあるんですねアセアセ