2019年11月。
手術から1ヶ月を過ぎた頃です。
副腎腫瘍の確診後、リュープリンを打ってから数日。
夜になり、またおしっこが出ないようです...
完全に出なくなっている訳ではなく、少しずつしか出せないようでした。
前立腺が肥大したのか???
また結石ってことはあり得ないよね???
といろいろ考えながら夜間救急へ。
膀胱穿刺で尿を抜いてもらいました。
↑膀胱から直接抜いた尿です。
光に当てて尿を揺らしてみるとサラサラと砂のようなものが映っているのが見えますか?
夜間救急の先生は犬猫専門の先生でしたが、副腎腫瘍のことを伝え、前立腺が腫れていないか見てほしいとお願いしました。
前立腺は腫れていませんでした。
尿道で何かが詰まっている状態だったようで、詰まっている箇所が圧迫されて膨らんでいたようです。
穿刺で尿を抜いたところ、尿道は通常の均等な細さに戻ったそう。
朝になりきりがおかへ向かいました。
おしっこが出ているのなら問題ないし、膀胱内になにもないから様子を見てとのことでした。
そしてこの子はきっと、他の子よりも尿道が細くて詰まりやすいのかもしれない。
そうなると、今ある尿道ではなく、手術で新しく尿道を作り、そこから排尿させることもできる。
とサラッと言われました。
え、先生そんなこともできるんですか
すごすぎない???
朝になっても変わらず排尿困難気味だったので、そのまま帰宅するのも心配でしたが、次の日には普通に排尿できていました。
なんだったんだろう...
とモヤモヤする一件でした。
その謎が解けたのは年が明けた頃でした。