ホラー映画の恐怖に満ち溢れていた効果音はウォーターフォンという楽器で作られていた。
ホラー映画やサスペンスドラマで流れているおどろおそろしいヒュルゥゥ~とか、キィィイイ~とか、耳障りで恐怖を助長させるあの効果音、実はウォーターフォンと呼ばれる楽器により生み出されていたのだ。
そんなウォーターフォンの音色で背筋をゾッとさせることでクーラーいらずの冷房効果を高めてみることにしよう。
0:00 / 5:26
"A Haunting Under The Blood Moon" Waterphone Soundtrack
目をつぶってこの音を聴くだけで、脳裏にホラーめいた情景が浮かんでくる。
ウォーターフォンは1960年代末にリチャード・ウォーターという美術学校の卒業生が開発したものだそうだ。チベットのウォータードラムとアフリカのカリンバを掛け合わせたような形となっている。底の部分が空洞になっていて、そこに水を入れて振ることにより音色が変化する。奏法はチェロなどの弓でロッドを弾いたり、パーカッションとして底を叩いたりなど様々だ。
<カラパイア 記事より>