色づく火炎星雲、ハーシェル望遠鏡撮影


音史のブログ-火炎星雲


 生まれたばかりの星からの放射が、地球から約1300光年離れたオリオン座の火炎星雲NGC 2024に熱を与えている。

 その結果生じた赤外光が、欧州宇宙機関(ESA)のハーシェル宇宙望遠鏡に搭載された複数の高感度機器で捉えられた。4月18日に観測されたデータから、塵の雲が白、黄色、ピンクに色づけられている。

 火炎星雲を明るく照らす恒星は、オリオンのベルト(三ツ星)に加わるもう1つの星になっていてもおかしくないが、塵でできた巨大な雲に覆われているため、観測できる明るさは本来の40億分の1にとどまっている。

Image courtesy Schneider/Andre/Konyves, ESA/Herschel/PACS/SPIRE





<ナショナルジオグラフィック 記事より>