新種?モッフモフでふっさふさ。蛾に対する概念が変わりそうな1枚の画像



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英デイリーメール誌が伝えたところによると、キルギス共和国出身の動物学者、アンカー氏が画像共有サイト「flickr」にアップした蛾の画像が、モッフモフのふっさふさで、小動物を思わせるそのたたずまいに、「鳥か?プードルか?蛾なのにちょうかわいいぞこいつ」と話題になっているという。

 

こちらがそのちょうかっこいい蛾の画像である。フサフサに毛の生えた脚で、木にガシっと止まっているその姿がなんともかわいい。

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 この画像は「プードル蛾(Poodle Moth)」というタグつけがなされており、正式な学名は記載されていない。あまりの完成された存在感に、コラやフェイクを疑われたわけなのだが、撮影したのは動物学者であり、実際に南米、ベネズエラに生息している蛾だそうである。

 


 個人的にこの部分がツボ

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この蛾の種類が生物班のおともだちの手によりほぼ判明した。この蛾はリンゴドクガ(Calliteara pudibunda)の一種なのだそうだ。

 リンゴドクガはドクガ科の仲間で、日本でもほぼ全域に生息する。ドクガ科ではあるが、幼虫も成体も実際に人間に影響を及ぼす毒はもっていないそうだ。

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 リンゴドクガの幼虫は鮮やかなレモン色で、リンゴ, ナシ, サクラ, ヤナギ, クヌギ, コナラ, アベマキなどにつく。眉で冬を越す。

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つっつくとリンゴのように真ん丸になるみたい。





<カラパイア 記事より>