太陽黒点AR1538のフレア
7月28~29日、約1時間ごとに10回以上のフレアを噴出した太陽黒点AR1538を、NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)が観測した。
小さなAR1538が活発化した原因は、太陽磁場の緊張である。不安定な磁力線同士がつなぎ変わる現象(磁気リコネクション)が起こると、どこにもつながれていない磁力線が生じ、上方向に激しく流れていく。この磁力線の電子がプラズマに衝突すると、フレアが発生する。
Image courtesy SDO/NASA
<ナショナルジオグラフィック 記事より>