青いタランチュラ、2011年の新種
ブラジル北東部、バイーア州で発見された新種の“タランチュラ”、プテリノペルマ・サジマイ(Pterinopelma sazimai)。オオツチグモ科のクモで、光の当たり方によって色が変わる青い体毛が非常に美しい。
2011年の新種トップ10を選んだアメリカ、アリゾナ州立大学によると、生息地はバイーア州のテーブルマウンテン(侵食で形成された台形状の山)に限られる。降水量が多く、土壌も周囲と異なるため、独特の生態系が築かれているという。しかし、森林破壊やペット取引用の捕獲により、個体数の減少が懸念されている。
Photograph courtesy Caroline S. Fukushima
<ナショナルジオグラフィック 記事より>