世界中で500万人弱のうるう年生まれ、4年に一度の誕生日祝う


[ニューヨーク 27日 ロイター] 今年は4年に一度のうるう年。2月29日生まれの人は、久しぶりに誕生日を迎えることになるが、日常生活においてもさまざまな問題を抱えている。



1932年2月29日に生まれたメアリー・アン・ブラウンさんは「20回目の誕生日を迎えるが、私はもう80歳」と語る。

ラエネル・ドーンさんとピーター・ブローエルさんがインターネット上で1997年に設立した、うるう年生まれの人のためのクラブには、9000人以上の会員がいる。ドーンさんによると、うるう年生まれの人は世界中で500万人弱おり、全人口の1461分の1にあたるという。

うるう年は基本的に4年に一度だが、1900年や2100年など、下2桁が00の年は例外に当たる。つまり、2100年はうるう年ではないので、2月29日生まれの人は2096年から2104年まで誕生日が来ないことになってしまう。「8年間も誕生日がないのは長過ぎる」とブローエルさんは語る。

2月29日を認識しないコンピューターやソフトウエアもあり、銀行や生命保険など、日常生活に支障をきたすことも多々あるという。ドーンさんとブローエルさんはうるう年によって引き起こされる問題が是正されるよう活動を続けている。





<Excitニュース 記事より>