「帽子をかぶった赤ちゃん」や「美しい朝陽」など幸せなことを考えていると健康になれるらしい!



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みなさんは朝起きたとき、何を考えているだろうか? 学校に行きたくない、プレゼンしたくない、こんなマイナスなことばかり考えているそこのあなた、これからは帽子をかぶった赤ちゃんや、美しい朝陽を思い浮かべるのだ! なぜなら、ハッピーなことを考えると健康になれるらしいのだ。

これは計756名を対象にした3つの研究の結果で分かったこと。常に幸せなことを考えていると、冠状動脈不全・高血圧・ぜんそくに苦しむ人たちに健康効果をもたらすのだという。この結果に至るにあたり、次のような実験が行われた。
 

1. 被験者をAグループとBグループの2つに分ける
2. Aグループには朝起きた時から一日中、気分が良くなること(例:美しい朝陽)を考えたり見つけたりしてもらう
3. Aグループには何か障害にぶつかったとき、自分の人生の誇り(例:大学の卒業)を思い出すなど自己肯定をしてもらう
4. Bグループには普段どおりの生活してもらう
5. 2カ月ごとに被験者に電話をし、実験の進行具合をチェック
 
そしてこの実験を1年間行ったところ、次のような結果となった。
 
・Aグループにいる冠状動脈不全患者の55パーセントが以前より身体活動を行うようになったのに対し、Bグループの冠状動脈不全患者は37パーセントの人が以前より運動をするようになった
・Aグループの冠状動脈不全患者はBグループの冠状動脈不全患者より、一週間あたり平均5.5キロメートル多く歩いていた
・Aグループにいる高血圧者の42パーセントの人が治療プランをきちんと守っていたのに対し、Bグループの高血圧者は36パーセントの人が治療プランをきちんと守っていた
 
つまり、いつも幸せなことを考えていると、健康につながる行動をより実践するようになるというわけだ。したがってみなさんも、可愛いニャンコや好きなアイドルなど何でもいいので、自分をハッピーにしてくれるものを常に考えてみよう! そうすることで、心も体もきっと幸せになれることだろう。




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<RocketNews24 記事より>