保守的な人ほど効果UP! 散らかったデスクはあなたの思考をよりクリアにしてくれる



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デスクがいつも散らかっていて、同僚や上司から「早く片付けなさい」とよく注意されるそこのあなた! デスクの掃除しようと思っているのなら、ちょっと待っていただきたい! なぜなら散らかったデスクは、あなたの思考をよりクリアにしてくれるから。

これを発表したのはドイツの科学者たちで、彼らの研究によると、視覚的・精神的乱雑さは人の集中力を上げ、思考をよりクリアにするという。


20世紀最大の物理学者とも言われるアルベルト・アインシュタイン、イギリスの有名作家ロアルド・ダールはその机が散らかっていたことで有名であり、今回の研究結果を支持するものともとれる。また研究者たちは、この思考クリア効果について次のように話している。
 
「散らかったデスクというのは、見た目ほど悪影響を与えるものではなく、むしろそれがもたらすとされる問題解決力によって、仕事効率が上がったり、従業員たちの問題解決における創造性が高まったりします」
 
そして汚い机から受ける思考クリア効果は、保守的な人ほど大きいという。それに対してリベラル(自由主義的)な人は、そもそも乱雑さを気にしないので、机が汚くてもあまり関係ない。

これをテストするため科学者たちは、被験者を汚い店頭や整理整頓されてないデスクなど様々な散らかった状況に置き、実験を行った。その結果について、科学者たちは次のように話している。
 
「特に保守的な人は、散らかった環境に置かれると、シンプルなデザインのTシャツに対してお金をより払う傾向にありました。それに対してリベラルな人は、周りの環境の汚さに影響を受けていませんでした」
 
今回の研究結果を受けて、「なるほど。でもデスクを汚いままにしておくのは、気が引けるな」と思っているそこのあなた! デスクの散らかりを気にするあなたこそ、デスクの汚さから受ける効果は大きいのだ。ということで、一度試してみてはいかが?




▼こちらがアルベルト・アインシュタインの机。アインシュタインが亡くなった日に撮影された
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▼確かに散らかっている
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<RocketNews24 記事より>