東京電力「ボーナスは出るが協力企業への支払いは保留」 / 原発作業員への報酬が支払えなくなる恐れも

30日、東京電力が福島原発事故の影響で、協力企業へ契約解除や支払いの保留を通知していたことを朝日新聞 が報じた。

業者は「入金が無いと従業員へ支払う給料が出せず、危険な作業も続けられない」。と話しており、このままでは原発での作業が滞ってしまう恐れがある。

協力企業の中には原発内での作業員もおり、その人たちへの報酬が支払えない状態になってしまうのだけは避けなければならないと考えるのが一般的な考えだ。


東京電力は3月から毎月電気料金の値上げを行っており、半額にはなるが社員へのボーナスも役員報酬も出る 。それなのに業者への支払いが滞るとは、批難を浴びてもおかしくないのではないだろうか。

現にこの報道を見たネットユーザーからは「こいつら使い倒すだけ使い倒して踏み倒すつもりか」や、「やっぱり下請けにしわ寄せがくるんだな。自分らの給料は守る癖に酷いもんだ」と業者を心配する声があがっている。

この影響により原発での作業が止まってしまえば、日本が更に危険な状況に陥る可能性もある。資金繰りが厳しいのはわかるが、どうか危険な場所で頑張る作業員の人への報酬だけは止まらないようにして頂きたいものだ。




<RocketNews24記事より>



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