私の友人が大会社の重要ポストを捨てて起業してから先月で一年。

残念ながら借金だけ残して破綻してしまった。


起業して成功するのはわずか1割と言いますが、それって本当の話なんでしょうね。

一年を超えるのが最初に立ちはだかる壁となり、それを9割が超えることはないそうです。


夢と現実の狭間でつぶれていくんでしょうね。


傍から見ていて、商売上手くいっていないんだろうなとは思っていましたが悲しいです。


最初に起業を相談された時、そして立ち上げの時に色々と助言をしたのですが、夢を最初からくじくような厳しい事ばかり私は言ったので、この一年ずっと彼とは疎遠でした。


彼の気持ちは痛いほど分かるのですが、それだと一年乗り越えるのは厳しいだろうなと正直思っていました。

でも、人の話を簡単には受け入れられないし、意地やプライドもある。

起業する人って自信があるからやるわけで、それを否定されたらね・・・。

気持ちは痛いほど分かります。


昨日、彼と約一年ぶりに話をしてお前の言っていた事が今になって分かったよと言われました。

借金もあるし、再就職するには大変みたいですが頑張ってもらいたいと心から願います。


私が友人達と起業してから五年が経過しました。

私たちの場合も最初の一年を乗り越えるのが大変でした。

その後も、何度も危機に見舞われなんとか五年持ちこたえました。


五年間、会社を存続させた事は一割に入っていると言えるのでしょうかね・・・。

儲けも出てきてこれからという時、景気も悪くて仕事も減り今ではなんとかやっているというのが現状です。


景気の事、友人の失敗の話、再就職の難しさなど聞くと、私自身もこれからどうしようかと不安になります。

甘い計画では、三年以内に儲けてフェラーリやポルシェを買いまくる予定だったんですけどね。


昨日はそんなこんなで色々と頭の中を考えがぐるぐる巡り、なかなか寝付けない夜となりました。


確かに、中高年の再就職は難しいんでしょうね・・・。

今年も残り三ヶ月、将来についてもっと真剣に考えてみようかなと思いました。


スーパーカーへの道は険しいです(*゚ー゚)ゞ