皆様、こんにちは!🇯🇵🇰🇷韓国ソウル、梨泰院(イテウォン)にて30年以上、ワニ革製品を販売しているFERRARA  KOREA(フェララコリア)」です。

 

 TODAY'S
 
今回は少し珍しいワニ革ジャケットのオーダーメイド商品をご紹介します🐊後編と続きますので、よかったら続けてご覧ください。

 

 

 

ワニ革のジャケット完成品

 

こちらは長い間ご贔屓いただいている日本のお客様より依頼があったオーダーメイド商品になります。お気に入りのジャケットのワニ革バージョンがご希望とのことでした。

 

通常、来訪いただき詳しいオーダー内容を伺ってから製作に取り掛かるのですが、当時はコロナ禍の為LINEにてオーダー内容について伺い、基となるジャケットを送っていただきました。

基となるジャケット

 

今までワニ革でジャケットを作ったことがなかったので、デザイナーの先生と革職人の先生と入念な打ち合わせをし、大体どれくらいのワニ革が必要なのか測定しました。

ジャケットを製作するにあたり必要なワニ革はなんと8匹分!🐊

 

今回はお客様がイメージするジャケットに合う、ブラックの艶なしのワニ革を選びました。また、着用時に体が動かしやすいように柔らかくて軽い革を使用します。

(鞄やお財布に使われるワニ革は硬くて重いので衣類には向きません)

 

お客様が送ってくださったサンプルと使用するワニ革

ジャケット1着を作る際、袖や襟などそれぞれの部位ごとにワニ革のどの部分(腹の革や尻尾の革など)が必要なのか決めていきます。人間の指紋がそれぞれ違うように、ワニ革もまた柄の大きさや見た目が違います。

それぞれの部位の柄の大きさや見た目が似ていないと不自然なジャケットになってしまいます。

このような理由からワニ革のジャケットはどれだけ気を使うかによって使用する革の量と値段が変わっていきます。

 

  • パターン(設計図)通りに切る

ここからは服のパターン(設計図)を作成し、パターンを参考にジャケットのそれぞれの部分を先に作っていきます。

 

ワニ革ジャケットのパターンをとる革職人先生

 

フェララで20年以上、数多くの革製品(ワニ、蛇、ダチョウ、羊革)などを製作してきた革職人の先生です🤝

  • それぞれのパーツをチェックする

パターンを参考にし部位別に細かくチェックしながら裁断をしました。そして設計通りの形になるか入念にチェックしていきます。

 

裁断した革を点検している革職人の先生

 

部位別のワニ革の様子

ワニ特有の柄とツヤがかっこいいですね🐊✨

裁断した革とパータン、お預かりしたサンプルとの誤差がないか入念にチェックしていきます。

また、ワニの柄が自然に繋がっているか確認する作業でもあります。着心地が変わるので服は1cmでも誤差があってはいけません。

 

問題はなさそうなので、これから部位別に縫合していきます。

これ以降は後編でご紹介させていただきます、お楽しみに!

LINE  ID: ferrarason
📞電話番号: 010-5120-8771

 

※ワニ革工場を所有することで、製品の品質とサービス水準を向上させ、お客様により良い製品を提供できるよう努めています。

店舗にお越しいただければ、様々な既製品をご覧いただけますし、オーダーメイドも可能です🐊

どのような製品でも受注製作も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。