どうも。今回も前回に引き続き、家族から受けた暴力について話していきます。前回書いたのは、母親からの暴力でしたが、今回は別の家族から受けた暴力についてです。
私は、小学生の頃まではゲームに時間制限が決められていて、一日30分までしかゲームで遊ぶことが許されませんでした。もしその決まりを破ると、当分ゲーム機を取り上げ、最悪捨てるという約束でした。一見厳しいように見えますが、それが当たり前だと思えば、別に厳しくもなく、私もちゃんとそのルール律儀に守っていました。両親がいる時はもちろん、両親がいない時にも時間制限を守り、30分を超えることは多分ほとんどありませんでした。家ではそれなりにいい少年だったのです。
ある日、私は9歳離れた兄と一緒に、部屋でゲームをして遊んでいました。家には両親もいました。確か私はPSPで遊んでいて、兄は何故か私のDSで遊んでいました。それぞれのゲームで楽しく遊んでいたのですが、時々父親が部屋に入ってきて様子を見に来ました。父親は私がルールを破っていないか確認していたのだと思います(兄には例のルールはありませんでした)。「もうすぐ30分経つぞ。ルール守れよ」みたいなことを何度か催促してきました。言われなくても守るつもりでしたが、催促されると逆に辞めたくなくなるのが人間です。それでも私は渋々ゲームの電源を切り、漫画を読み始めました。私がゲームを辞めても、隣で兄が時間を気にせずゲームを続けていて、なんて不公平なんだろうと思っていましたが、何も言わず、黙って漫画を読んでいました。私がゲームを辞めてから数分後、私のゲームで遊んでいた兄が、「ねえねえ、これどうやんの?」みたいなことを私に聞いてきました。普段ゲームを兄から教わる側の私は、珍しく兄に対して教える側の立場になり、なんだか嬉しくなりました。私は調子に乗って、「なんだよ兄ちゃん、こんなのもわかんねえのかよ笑。あひゃひゃひゃ!!笑」みたいな感じで軽く舐めたことを言い、ゲーム機を手に取ったその直後、頭上から鉄拳が降ってきました。私の安い挑発にキレた兄が殴ったのかと思いましたが、違いました。後ろを見ると、父親が立っていました。私の頭を殴ったのは父親でした。「お前30分とっくに過ぎてんのに、何ゲームやってんだ!」と怒鳴り、父親は部屋から出ていきました。私は30分のルールをちゃんと守っていたのに、ほんの数秒ゲームをしていたところたまたま見られ、ルールを破ったという扱いにされました。殴られた痛みは相当なものでしたが、それよりも、ちゃんと守ってきたルールを、破ったことにされたことが悔しくて、泣いてしまいました。さすがの兄も同情してくれました。
その後、私は父親に呼び出され、さらに説教を受けました。私は殴られた恐怖からか、何も反論できませんでした。そして最後に、「お前のせいで手が痛くなっちまっただろうが。どうしてくれるんだよ。」みたいな全く理解不能なセリフを吐かれ、さすがにキレたくなりましたが、もちろん何も言えず、黙っていました。今思い出しても少し腹が立ちますね。やはり暴力はやめて、話し合いで解決しましょう。
おわり