ELLE gourmet　オンラインサイト
レシピ掲載してます

憧れのオーブンをお迎えしました

日々のシュトーレン焼きとぎりぎりまでレシピを調整するのに時間を取られ
加えて老化？？処理能力が落ちたようで笑
SNSに手をつけられていない状態ですが・・・。。

そんな中、憧れのオーブンをお迎えしてしまいました！

ベーカーズ・プロダクション様の
「武蔵Fils（フィス）」
お迎えするにあたってとにかく悩みました
①そもそもお高い！
元々中々のお値段でしたがどんどん値上がりしてしまいました
②こんな素晴らしいオーブンを手にしたところで使いこなせる腕だろうか・・・
③小型とはいえ家庭に置くには大きい＆200V用電気の工事も必要

ですがこのオーブン大人気で、予約してから2年待ち
なので、予約して悩もう！と予約だけして
色々、色々、色々考えたけど、私には贅沢品かな、東芝さんでやっていこう！
と思っていたのに
「オーブンご用意できました」とご連絡いただいたら
この魅力と自分の欲望に勝てず
結果お迎えしちゃいました笑

届いたら
そりゃ~焼いてみたい！！
で、早速適当に仕込んだバゲットとプロ用の
レシピみながらこれも適当に上火と下火設定して
焼成かけたら
はい、撃沈笑

久しくこんなバゲットはお見かけしていない・・・という代物で焼き上がって参りました

その後、ベーカーズの方とやり取りして
明らかに上火が強かった、と分かり調整して再トライ！

多少、着地点見えて参りました

まだまだ全然使いこなせておりませんが・・・
そして色々焼いてみたい所をぐっと我慢してレッスン用のパンに
絞って焼いてます

何とか、明日からのお料理レッスン
ランチパンは武蔵さんで焼いた物をお出しできたらと思ってます

そして、このオーブンが幅をきかせておりまして・・・
作業場所が少し狭くなりました
ご容赦下さいませ・・・。

年内最後のお料理レッスン
明日から皆様のお越しを楽しみにお待ちしてます

クグロフ型

この何年かクリスマスのパンというと
ドイツのシュトーレン
昨年あたりからイタリアのパネトーネが人気で
私もクグロフを焼くの何年ぶりかしら？と型を取り出してきました

あ！突然お知らせっぽくなりますが
今年のクリスマスレッスンは久々にクグロフです
試作を繰り返して
①比較的手に入りやすい材料
②家でも再現しやすい作り方
③しっとりが続くクグロフ
を目指しました

で、このクグロフをご予約いただいた際に
「型はないんですが焼けますか？」
というご質問を何度かいただきました

結論からいうと「クグロフ型」がなくても焼けます
1番手軽なのは
①ダイソーなどで売っている「マフィンカップ」を使って
小さく焼く

少し手軽な型が良いな～だったら
②IFトレークグロフ型で小さく焼く
IFトレーは使い捨てではないけど、以下の条件で50回程度使用できる簡易型の型です
＊焼成条件190度15分の条件下では、約50回使用できます。

マフィンカップ、IFトレーでの焼き上がりはこんな感じです

③思い切ってクグロフ型を買っちゃう！
となると
A陶器のクグロフ型
Bステンレスのクグロフ型
という選択肢になります、個人的にはどうせ買うなら
陶器のクグロフ型がお勧めです
陶器なのでゆっくりと火が入って、しっとりした焼き上がりになります
そして型として可愛い笑
いやでも、キッチンに置いておいてテンション上がります
元々はアルザスの発酵菓子で、アルザス地方ではこの陶器のクグロフ型が有名です

ステンレス型は少し割り安なので数が欲しい場合良いのと
陶器に比べてバチッと型の形がついてくれる焼き上がりです
比べるとこんな感じ

因みにレッスンではステンレスで焼き上げになります、試食は陶器でお出しするのでその時に比べてみていただいても良いかな～とも思います

あと、レッスンでは
ステンレス型は直径約15㎝強のサイズを使用します
陶器も直径15㎝くらいですが構造上、入る生地量はステンレスより少なくなります

因みに陶器だったらフランスのマトファーが人気ですが
似たようなテイストで価格も少し落ちるので私は「テールエトワレ」の物を使っていますが特に焼き上がりに大きな違いは感じてません
因みにテールエトワレはアルザスの陶器ブランドで長年ストウブのセラミック製品を製造してきた工場が2013年に立ち上げたブランドだそうです

あと陶器で私が使っているのは「スタジオM」さんのクグロフ型
こちらも陶器ではお値段抑えめで色々な色があって可愛いです

Studio m' :: Kouglofwww.marumitsu.jp

テールエトワレ15㎝、スタジオM12㎝の型はこんな感じです
左がテールエトワレ、右がスタジオM

陶器型、IF、マフィンカップの焼き上がり全体はこんな感じ

因みに、小さく焼くより少し大きく焼いた方がクグロフはしっとり感が長持ちします
なので、陶器の直径15～16㎝くらい、もう少し大きくても良いかなだったら18㎝前後がお勧めです
でも少し小さめに何個か焼いてプレゼントしたい、だったらIFかマフィンカップくらいが良いのかな～という感じです

型選びの参考になれば嬉しいです

クリスマスレッスンのご案内

早いもので今年最後のレッスンのご案内です
レッスンは3種類です

①フランスの伝統的なクリスマスの発酵菓子「クグロフ」
この数年、作り方が難しい方向にいっていたので
「おうちで再現しやすいクグロフ」
を考えてみました
①バターと卵がたっぷり入る生地のこねかたのコツ
②漬込みフルーツがなくても出来る！
③イーストだけでも作れる
でもちょっと贅沢感のあるクグロフにもしたかったので
着地点こんな感じです
＊酵母はイーストと糀酒種を予定してます

②ハード系のパン
「粉を味わう　BRENCニーダーを使った生地と手ごね生地」
この数年、パン屋さんでは製粉にもこだわりが広がっています
丁寧に石臼で挽かれた粉を使ってハードパンを2種類楽しみませんか？
粉は愛知の製粉会社「ローカルミリング」さんの粉を買えたので
その粉と皆様が手に入れやすい粉両方をご紹介します

1つは手ごねで簡単に再現できるパン「クーロンヌ（王冠）」
もう1つはBRENCさんのパンニーダーを使った生地作りをご紹介します
（この生地は手ごねでの再現は難しい生地ですがこんな生地の作り方をするのか、と楽しんでいただければと思います）
＊酵母はイーストとルヴァンリキッドを予定してます

③お料理レッスン
～発酵の旨味×フレンチ～
「ホッとする味わいのおうちビストロ」
こんなイメージでレシピを考えてみました

お料理は手打ち麺第二弾として
「手打ちパスタ」をご紹介します
このパスタに合わせて海老の旨味がギュッと詰まった
「ソース」を手作りして、贅沢なパスタに仕上げていきます
メインはこの色々応用の効く「ソース作り」です
パスタはもちろん家で作る時は市販のものでOK

そして、私ごとですが10/2に発売されたレシピ本
～別冊「Nadia」せいろ蒸し～

こちらにレシピを掲載いただきました！
それを記念して、というのもなんですが笑
「梅でさっぱり蒸し豚」
を丁寧にご紹介させていただきます

目指したのは心も体もほっとする味わいの
和×発酵×フレンチなおうちビストロです

こんな感じの3種類のレッスンです
全て1回完結型ですのでお気軽にご予約、お問い合わせ
くださいませませ！

場所は千葉県市川市最寄り駅は東西線の「妙典」になります
場所の詳細はご予約いただいたあとにご案内させていただきます

レッスン日は
教室LINEでご案内させていただいたあとに
こちらのサイトにアップします
先行情報をご希望の方はこちらの教室LINEに
お気軽にご連絡下さいませ

＊ご予約前にご確認下さいませ＊

小型犬（チワワ）を飼っております
レッスン時間では別部屋におりますが
ご迷惑をおかけすることもあるかと思います
この点、ご容赦ご理解いただき、ご予約いただけましたら幸いです

パリのパン屋さん

パンにハマってから初のパリ
早口言葉みたい・・・笑
行ってみたいパン屋さんは多々あれど家族旅行＆がっつり観光を組んでいたので、合間を縫ってなんとか行ける所・・・・・いや、行けた所。。。

1932年創業パンの老舗「Poilane　ポワラーヌ」
パリ市内には何店舗かあって本店だと粉を買えたりもするようですが
エッフェル塔店があったので観光のあと寄ってみました

ここの有名なパンはなんといってもこのカンパーニュ！
たしか数年前？？日本の百貨店で空輸もされていたこのカンパ
食べてみたい！！けど、ハーフでも食べきれる量では・・・・
でもせっかくきてこれを買わないなんて・・・と悶々

お店の店員さんと拙い英語でやり取りしていたら、このプチパンは
カンパｰニューと同じ生地よ、って言ったはず！笑
迷わず買って、そのあとセーヌ川クルーズしながらいただきました
シンプルにいわゆる田舎パンの味わい

あと、このパン屋さんで有名なのがこのサブレ

お店で薪をくべた石窯で焼かれているそうです
こちらも小さいサイズを買って食べてみました、同様に余計なものは入れてないんだろうな～な、シンプルな味わいでした

次に行けたのは
パリの老舗デパートラファイエットのグルメ館に入っている
「CHEZ MEUNIER」

国家最優秀職人賞のパン部門の称号を持つティエリー・ムニエ氏によるお店
パリに5店舗くらいありますが、デパートの中なのでここは行きやすかったです
以前、児玉シェフの講習会で
ムニエ氏の粉を使ったレスペクチュスパニス製法のバゲット
その名も「バゲットムニエ」を教えていただいて

そらから勝手にムニエシェフに憧れていたので行ってみたかったお店です
なのでもちろんバゲットを購入

そして2023年にパリのクロワッサンコンクールで1位を取られいるので
クロワッサンとパンのショコラも

バゲット、少しリベイクして食べたかったけど・・・
あああ～、粉が美味しい
クロワッサンもエアリーで濃厚でした

もう一店舗はお店の外観だけですが・・・笑
世界一のパティシエとも言われている
セドリック・グロレシェフのお店
こちらはオペラ座店
クロワッサン・・・食べてみたいな～、お店に入ってみたい・・・

開店前からうろうろしていたんですが・・・・
その後のスケジュールを考えたら開店までは待てなかったので・・・
泣く泣くあとにしました

このパンの味を引き出すのにシェフ達が酵母や工程や粉の挽き方・・どれだけこだわっているか、何より経験値がないと作れない感覚や技術・・・に思いを馳せながらフランスのパン屋さんを見る事ができて楽しかったです

またゆっくり行きたいなああ～と欲は尽きないですね笑

＜募集中のレッスンのご案内です＞

9月12日（金）10：00～　満席です
9月18日（木）10：00～　満席です
9月25日（木）10：00～　残1席