皆さんこんにちは。ferix660です。

 

今回も前回に引き続き、富増章成著「読破できない難解な本がわかる本」で学んだことについて掲載していこうと思います。

 

それでは、よろしければお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

 

 

16 道徳および立法の諸原理序論 by ジェレミー・ベンサム

 

功利主義を提唱。個人の利益や幸福の追求を積極的に認める理論を展開。

 

「最大多数の最大幸福」が有名。

 

正しい行動(善)とは、「効用(=幸福、快楽)」を最大化すること(=帰結主義、結果主義)

 

それまでの旧来哲学は”心の有り様”こそが中心で、結果はおまけのようなものであり、提唱された当時は新しい思想だった。

 

しかしそもそも主観的判断による善悪など何の根拠もないものであり、外的判断を根拠にすべきである。

 

可能な限り多くの人の効用を実現し、苦痛を抑えることこそが道徳的にも善であり、それが法律の基準ともなる。

 

円形の構造により収容者を効率的に監視する「パノプティコン」も提唱した。

 

 

 

17 正義論 by ジョン・ロールズ

 

貧富格差是正のため、社会主義でもない自由ながらも格差を縮める画期的な方法論を展開。

 

そもそも各個人が持つ属性(職業、収入、住環境、身体的特徴等々)は異なり、意見の一致はほぼ不可能。

 

よって、共通正義実現のため、「無知のヴェール(=ゼロベース思考?)」を提唱した。

 

そのヴェールを覆い自分の属性がわからなくなれば、自分が”恵まれたお金持ち”かもしれないし、”恵まれないホームレス”かもしれない。

 

そのような仮定において人々は格差が生じないように努め、平等主義を選ぶ。

 

平等実現のために、2種類の諸原理(公正としての正義)が挙げられる。

 

① 公正な機会均等原理

全ての人は平等に、最大限の基本的自由(言論・信教など)を持つ

 

② 格差原理

社会・経済的な資源配分について、リベラリズムの立場からある程度の格差は認めた上で、その格差は社会の最も恵まれない人々の最大限の利益となることが条件となる。

 

本人らの努力によって生じる格差は認められるが、あくまでスタートは完全に互角であることが求められる。

 

 

 

18 戦争論 by クラウゼヴィッツ

 

戦争とは、

× 突然に勃発するもの

○ 政治の延長線上に生じるもの

 

国家戦略を達成する手段として、

平時:政治、外交

戦時:軍事

 

戦争の目的は「敵の完全な打倒」である。

 

手段の1つが「敵国国境付近において国土の幾ばくかの略取」であり、新たな戦力供給源となることを阻止することが可能。

 

また、その国土を「永久に領有する」か「講和の際の引き換え条件にする」かと扱うことができる。