皆さんこんにちは。ferix660です。

 

今回も前回に引き続き、富増章成著「読破できない難解な本がわかる本」で学んだことについて掲載していこうと思います。

 

それでは、よろしければお付き合いの程よろしくお願いいたします。

 

 

 

9 意志と表象としての世界 by アルトゥール・ショーペンハウアー

 

主観が「身体によって媒介されている」

⇨ 自分の身体は内面と外面の両方で認識される

 

世界のあらゆる物体は、有機物無機物問わずその内面を知ることは不可能。

 

しかし、「自分の身体」だけは唯一の例外である。

 

外側からも認識でき、しかし同時に内側から観察される感覚や欲望も直接的に知ることができる。

 

内側から捉えられる主観的な力「意志」。

 

見たい:目、聞きたい:耳、食べたい:口、掴みたい:手…

⇨ 身体への「現象化」

 

意志 ≒ 生きんとする盲目的意志。理性はない。

 

生き物はいくら満腹になっても腹が減るように「無限の意志」を持つが、この世界は「有限の世界」であり、そこから「生きることによる苦悩」や「殺戮・戦争」が生じる。

 

これら苦悩から解放されるには、鎮静剤的解決として「芸術」、抜本的解決として「意志の滅却(≒禁欲)」を提唱している。

 

 

 

10 死に至る病 by キルケゴール

 

絶望:本当の自分であろうとする自分から目を逸らしている状態

 

人間は一生自分自身と付き合っていく存在。他人ではなく自分との関係が上手くいかずに自暴自棄になったり投げやりになった時などに「絶望」が生じる。

 

しかし、結論としては「人間は絶望した方が良い」。

 

絶望とは人間だけができる機能であり、絶望でき、挫折を感じ、焦燥感を持てるからこそ動物以上の存在である証拠と言える。

 

 

 

11 プラグマティズム by ウィリアム・ジェイムズ

 

「世界は○○か、はたまた××か」など哲学や思想のあらゆる論争を根こそぎ解決できる哲学。

 

その実、「結果こそが本質」というもの。

 

真理か否かは実際の有益をもたらす「有用性」を持つか否かである。

 

例えばある宗教を信じて、それがその人に効果があるのなら「その宗教はその人にとって真理」ということになる。

 

よって対立する見解は意味を成さず、「酵母によってパンが膨らんだときに妖精が膨らませている、いやエルフが膨らませている」と主張し合っているのと同レベルである。

 

ちなみにプラグマティズム創始者はパースである。

 

 

 

12 パンセ by パスカル

 

「人間は考える葦である」の言葉が有名。

 

人は自らが小さく悲惨であることを自覚している点で偉大であり、思考によって宇宙を包み込むことができる。