大富豪からの手紙 本田健

 

 

 

1 シンクロニシティの起こし方

 

そのコツは、「ちょっと積極的に動く」こと。

 

具体的には、ふらっと入ったお店や映画館、信号待ちの間に知り合いがいないかや何かの広告をしていないかを見渡すように。

 

待合室で普段手に取らないような雑誌をパラパラとめくってみるように。

 

幸運の女神は、ある時は2度3度と「しかけ」に気付かせようとしてくる。

 

 

 

2 成長と停滞、革新と保守

 

例えば江戸時代、日本は鎖国により浮世絵や歌舞伎などの文化を成熟させることができた。

 

勿論、その間に技術革新が進む他国との間に実力差が生じたデメリットもあった。

 

だから、一見進み続ける方が聞こえは良いかもしれないが、足踏みにも同じくらいの恩恵はあるものである。

 

えてして人は「どちらが正しい」「どちらが偉い」という考え方をしてしまいがちであるが、そうではなく、「どちらも正しい」「どちらも偉い」と受け止める寛容さが必要というもの。

 

 

 

3 お金について

 

お金はそれ自体では人を幸せにはしないが、ないことによる不便はたくさんある。

 

よって、最低限「お金に邪魔されない人生」が必要である。

 

多くの人がお金について考えないが、それはお金と向き合うのが怖いからである。

 

付き合い方がわからないからである。

 

しかし、お金と向き合わなかったことに対するツケは高くつく。

 

「いくら持っているか」はお金からの自由ではない。

 

お金との距離のバランスを取ることが大切。