皆さんこんにちは。ferix660です。
今回は、天野敦之著「会計の神様が教えてくれたお金のルール」で学んだことについて掲載していこうと思います。
最近は全然ブログ更新ができておらず、今のところ今月中に更新した日は僅か4日。。
毎日更新される人、毎週決まった曜日に更新される人の凄さがわかります。
この文章なんてただ打ってるだけですが、注力されている方であればさらにレイアウトや写真、URLなどの構図に試行錯誤されているだろうし、これが動画などになれば撮影・編集の作業となるので、情報発信の大変さを改めて感じます。
言い訳として、現在「地政学」の本を読んでいるのですが、歴史なんぞ全く腰を入れたことなかった身としてはめくるページ全てが勉強で、数ページを読書ノートにまとめるだけで休日が終わっている状態です。
ノートを進めていると、「こんなことに時間費やして大丈夫か」「もっと生活に根付いた実用的なことをやった方がいいのではないか」と不安になってしまいます。
しかし感覚的なものではありますが、これら知識は「じゃんけんのルール」を知っておくような、四の五の言わずに覚えておくべきことに思えるのです。
以前紹介した成毛眞著「本は10冊同時に読め!」(2008年発行)に書いてあったことで強烈に覚えているのですが、「ぼーっと生きている人は低俗な話題を話すのは上手くても、パレスチナ問題について聞かれたら何も言えない」ことが書かれていました。
自国・他国の歴史や文化について、自分が最低限納得できる程度の知識は蓄積させていないと、きっと中身のない人間になってしまう、そんな危機感を抱かせてくれた大切な言葉です。
今も「本を10冊同時に読め!」をパラパラとめくり、その認識は正しく、そのまま「地政学」を学び続けて良いのだと改めて思いました。
逡巡してる間があるなら、勉強そのものを楽しんだ方が結局効率も良いですしね。
つらつらと内容に関係のないことを失礼しました。
ブログの更新は今後も滞るかと思いますが、他で精進していることを(勝手に)約束しますので、寛容にしていただけると幸いです。
いずれ「地政学」の本について更新したら、「ようやく一区切りついたんだな」と思ってください。
それでは内容に入りますので、よろしければお付き合いの程よろしくお願いいたします。
ちなみに、本書を読み終わった後は登場人物との別れが寂しくなるくらい、愛着の湧くキャラクターたちでした。
0 基本知識
ルカ・パチョーリ…ルネサンス期、イタリアの人物で修道僧、数学者。「近代会計の父」。
B/S(Balance Sheet)、賃借対照表。会社の財政状態を示す決算書の一つ。
P/L(Profit and Loss Statement)、損益計算書。会社の経営成績を示す決算書の一つ。
1 お金にはコストがかかっている
お金を調達する方法2種類
① 銀行などから借りる(負債)
② 株主から出資を受ける(株式発行、債券)、純資産・自己資本に分類される
負債は利息や返済期日が決まっているのに対し、債券は利益が出た時だけ配当すればよく、返済義務もない。
⇒ お金が戻らないリスクが高いので、その分多くのリターンが望まれる。
⇒ 出資を受ける=会社の一部を譲り渡す。場合によっては社長解任、会社売却もあり得る。
経営における「レバレッジを活かす」とは、「負債を活用すること」と同義。
現在の自己資本では足りず対応できないが、借金することにより大きな儲けを得ることができるビジョンがあるのであれば負債を活用し、投資するべき。
当然のことだが、「負債が増えれば資本が増える」。
また、調達した資金は様々な姿形を経て手元に帰ってくる、その「旅」を想像する。
最初の手元のお金は「商品」「減価償却費」「人件費」「家賃」などに分かれ、「売上」を経てまた手元に戻ってくる。
どのような旅とすることでプラスにすることができるかを考えること。
2 不動産投資
不労所得の一つで、お金持ちと言われる人でやっていない人はほぼいない。
勉強は必須で、数ヶ月空き部屋になるだけでフローが厳しくなってストレスになるようであればやめるべし。
余力を持って取り組むこと。
上手く立ち回れば、例えば元手を10年で回収し、そこから先は不労所得とすることなどが可能。
ちゃんと数百万円の元手をつくり、頭金を払って行うこと。
不動産投資のみならず、今の内から給料以外の収入の手段をいくつもつくり、老後も収入が途絶えない磐石の状態とすることで会社にしがみつく必要がなくなり、主体的な人生となる。
3 利益を増やす3つのアプローチ
限界利益…売上に対する変動費が低ければ利益が大きく、高いと利益が小さい
① 限界利益を増やす
→ 価格を上げる:価格上昇に伴い、ちゃんと客にとっての価値を上げる ←著者のオススメ
→ 変動費を下げる:品質を落とすなどの措置が必要となり、そのせいで客が離れては元も子もない
② 固定費を減らす
→ 固定費の見直し、無駄遣い削減
③ 販売数量を増やす
→ 新規開拓・既存客のフォロー(新規開拓に比べ、既存客のフォローの方がコストが低く、周囲の人への宣伝効果も高い)
マーケティングとは、新規客への認知から始まり、ゆくゆくは「ロイヤルカスタマー」になってもらうための戦略をいう。