4歳からバレエを続けてきた姉・・・
ただひたすら好きで、上手になりたい
たぶん、習ってる子みんなそうだと思うし
それでいいと思う
ただ最近の姉は、「才能」について思うところがあるらしく・・・
「どうして生まれつき才能を持った子っているんだろう」って
私に投げかけてきました・・・
なんで、こんな風に言うのか訳はあるのですが・・・
今回、バレエ教室の先生からコンクールへの声掛けがありました!
本当であれば喜ぶべき話なんだけど・・・
娘に声がかかったのは「プレコンクール」順位はつきません・・・
同じ学年や年下の子でも、上手な子は最初から順位のつくコースでの出場になります。
先生としても、予選通過入賞を狙える子でなければチャレンジはさせられない
というお考えなのだと思います。
もちろん、今の姉にそれぐらいの技術があるようには思えないし・・・
本人もそれはわかってはきているので
今回の「プレコンクール」は、これからのために先生が与えてくれたチャンス
と、とらえてがんばることにしたみたいでした
こんな経験は姉にとって初めてではありません・・・
小さいころから、てつぼう、縄跳び、一輪車・・・
必ず、ススーとできません友達よりも先に何かできたためしもありません
ある時は、授業で釘を打つ作業があったらしいのですが・・・
それすら、曲がってしまうらしく・・・
何回も何回もやり直ししたそうです
その時は、さすがに自分でも堪えたらしく
「やっぱり私、なんでも一回では上手くできないみたい・・・」
ってしょんぼり帰ってきてつぶやいてました。
ここまで聞くとだんだん哀れになってきますが
でもね、ここからが姉の頑張る底力がついたすごいところで
とにかく、小さいころからなんでも、すぐにできないのはわかているけど
できるようになりたい!できるまでやり続ける・・・
そして、並以上まで頑張れて評価されたたことも、けっこうあるのです
おかげで、しつこ~く粘り強い性格になったのか、元々持ってたのか
この性格のせいで、親としても育てにくくて苦労したのだけど・・・
とにかく、努力努力
ある意味、努力できる才能かもしれませんが
ということで、生まれつき才能があり、バレエも勉強も資格なんかも
すぐに評価される周りの友達との差を、少し感じてしまったみたいでした
私も、何とかこの姉を勇気づけてあげたくて
「なんでもね、上手くいけば幸せってものでもなくて、
遠回りして長い時間かけた人のほうが
そのことを何倍も楽しむチャンスがあるんだから、
人生楽しいのはどっちかな?」っていってあげました
この話は、きっとどこの家庭にも通じますよね・・・
何でも上手くいかないほうが、その子の人生は豊かになると信じて
出来ない部分を責めるのではなく
少しの出来た部分に、目を向けてあげたら
勇気とやる気でますよね