2025_19 百年の孤独
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス著 、鼓直訳新潮文庫 1,375円 12月の1冊目蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長。いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、予言者が羊皮紙に書き残した謎が解読された時、一族の波乱に満ちた歴史は劇的な最後を迎えるのだった。世界的ベストセラーとなった20世紀文学屈指の傑作。(新潮社・紹介文より)書評は読んでないけどあちこちで評判が良く、どの書店でも平積みしている。書店で見るたびにいつも気になるけど、600頁を超えているし合わなかったらどうしよう。純文学や海外文学(訳者次第でもある)は自分にとって相性があまりよくないし。。。意を決して10月に読み始め(大げさだ)、途中で気分転換に3冊挟んでようやく読み終えた。とくに難解というわけでもなく、文章もそれほどややこしくもなく、まったくつまらないわけでもない。なのに20~30ページ読むと疲れて止めちゃう、そんなこんなで読み終えるのに2か月かかった。オチというか、結末を読んで「なるほど、そういうこと」とはなりました。でも、なぜそんなに読まれているのかを理解できるまでには至りませんでした。文学は難しい。。。文庫版の解説は、筒井康隆。星新一、小松左京とともにSF御三家として私にとっては読書の道を開いてくれた人。解説によると、この作品は「シュールレアリスム」を超えた?「マジックリアリスム(魔術的リアリズム)」だそうだ。非日常と日常が混ざり合う世界というか感覚というのだろうか。日本でも多くの作家が影響を受けた作品とのことだけど、筒井康隆の最初の数頁で砕けた「虚構船団」のようなシュールレアリスム関連に近い世界なのかなぁ。。。虚構船団よりはわかりやすいけど。自分にはこの作品のすばらしさを説明する知識と技量がないので、とりあえず読んだ記録ということでお許しを。