さて今回のPCGS提出コイン3枚のうち、1枚は旧円銀でしたが、これがやっぱりというかスラブに入らずに返却されてきました。
店頭で提出する際に、おやっさんが「う〜んどうかな〜」といっていましたが、ヤフオクで落札して、欲しかった無輪でもあり、当たれば64くらい付く良品とあって、「ダメ元でいいから送っといて〜」と言っていた物です。
ご覧下さいm(_ _)m
旧1円銀貨 明治3年 パチ
NikonZ8 + NikkorZ MC f/2.8
まあ今実物をまじまじと見てみれば、「あ〜こりゃあねぇ。。。」と言うところですが、ここまで来ると中華の偽造技術の高さには脱帽ですね。
そして、まあまあ目が肥えてきたと思い上がって変な自信もありましたが、こりゃあダメだわ。
重量も直径も上手く合わせてあります。
よくある鋳造品ではなく正確な極印を作成してプレスして作ってあるようです。キズミで見ても○○もしっかりしています。実は真性品じゃあ無いか?と今でも思ってしまいます。
ギザは、真正旧円銀はアメちゃんをぶった切ったような感じですが、コイツは良く似せて作ってあります。
また、平ぺったいところとかもかしら。
言うなれば全てが「現代風」なところが見分け方でしょうか。
店頭でオヤジさん達と一緒に見ましたが、正直「言われてみれば何となく。」に行き着きます。
落札当時ですが、ヤフオクの汚い不鮮明な画像では全く分かりませんでしたが当然ですね。
ここでは敢えて、「ココが怪しい」ということは記載しません。
相手側にも情報を与えることになるからです。
もっと高精細で掲載して、皆様の参考になるようにしたいくらいですが、ここまでの画像で限界です。
今後のため、世の中のために。。。
そしてこれは出品者にお返しするところですが、余りに時間が経っており(1年半)、手元で資料として保管するとします。
以上、パチ判定でした。
有り難うございます〜m(_ _)m