今日も神経痛が続きツラい1日でした。

気圧の変化も大きく、”頭痛〜る”というアプリで気圧を見ていますが、

気圧が乱高下し、昼くらいの気圧上昇時からアタマ痛い痛いゲロー

この間いつものコイン商に伺った際、こんなのアルよと見せて貰ったコインがありました。

円銀が行き詰まってきてM7も貿易銀も高い高い。

で、金貨に行こうかといくつか見せて貰っていました。

やはり竜銭コレクターとして、”上がり”のコインと言えば、旧20円金貨、若しくは旧10円金貨でしょう。

もう”竜銭”とは呼べないであろうこのコイン。”竜圓”と呼ぶべきか!

流石に超弩級の旧20円金貨は手が届かない。

と言うことで目が行くのは旧10円金貨だ。

 

そこで見せて頂いた物は、財務省放出金貨の1枚。

平成16年だったか自分が今の事業を開始する1年前、とんでもないニュースが報道された。

あのJNDAカタログの先頭を飾る新旧金貨が一挙に放出され、オークションにて販売されると言うではないか!ラブ

今思えばあの時買っておけば。。。と言うのはお決まりの負け惜しみ。

開業を控え、カネも無い時でしたね。

諦めるしかありませんでした。

確か第何回とヤフオクで数回に分けて出品され、盛況だったのを指を咥えて見ていました。平成20年まで掛かって、約3万枚の新旧金貨が市場に出ました。

カミさんとは既に結婚していまして、

「なあなあ、金貨欲しいんや〜。お金貸してくれへんか???」

と頼んでみたものの、けんもほろろに断られる始末。。。えーん

 

あの時の悔しさは今だに忘れることは出来ません。

今回思い切って行きましたよ!

さあ行くぜ!!!

 

  旧10円金貨  明治4年(有輪)

 

 

Nikon D850 MicroNikkor60mm

この個体、美品AとJNDAが評価したもの。しかし、よく見てみれば結構イケてるよ。っとコイン屋が言う。そう、この間のコインショーでも複数のコイン商の証言として、財務省放出金貨の評価は当てにならない。なんせ3万枚余りのコインを一気に(まあ何日かに分けてだろうけど)鑑定するのね。何人かのチームで流れ作業でハイ次ハイ次と鑑定していったそうです。極美品より美品の方が良かったり未使用より極美品の方が良かったりとまあいい加減ですね。そういやあ、この間も旭日竜50銭の小竜を間違えて”大竜”と鑑定書を送ってきましてコイン屋のオヤジと笑った笑った。まあ、最初のオークション当時にこの評価を当てにして人々はBidしていったハズですが、こんな逆転現象があると外れを引いた方はさぞかしさぞかし。。。まあそれにしても、今よりは安かったのかな。

 

PCGSの写真とかヤフオクなんかみていると、このコインくらいであればMS63か64ぐらいは付きそうですね。JNDAカタログで明治4年銘は、

完未で140諭吉

未使用で90諭吉。なので、MS63、64を未使用相当とすればまあまあ妥当な値段で手に入れることが出来ました。

 

突然訪れた夢の実現で、まだフワフワしていて実感が湧かない。

改めて見てみるとその大きさに感動です。

旧5円や旧2円の良いが迫力が違う。

 

そして、財務省の”スラブ”ですが事前に思っていたことと違いがありました。

それは、赤いクッションの部分。

自分、これはポリウレタンのスポンジみたいのと思っていたのですが、よーく見ると赤いのは毛ですね。コイン屋とも話しましたが、まだ加水分解してベトベトみたいのは見たことが無いよ〜とのこと。

ちょっと楽しんだらケース壊してグレーディングにとか思ったりもしていましたが、財務省のスラブも良いもんかもと思い直しています。

また、赤い色のクッションが、キツネ色のコインにまあまあ似合っているとも思いました。

Nikon D850 MicroNikkor60mm

財務省スラブを並べて撮影。手に取ってみて改めてその大きさに感動。その直径は29.42mmとのこと。新20円金貨(28.78mm)よりデカいんですね〜。店頭に新金貨も多々並んでいましたが、ググッっと押さえて我慢しました(笑)

 

このまま鑑賞していても良さそうですね。

今日は眠れなさそうです照れ

 

本日はお越し下すって有り難うございました。

ではまたお会いしましょう〜ウインク