コインが一段落して、久しぶりに催事場にて切手を見ました。

 

おお〜懐かし〜

 

小学生当時に皆が切手を集めていて、

記念切手が出るや、お母さんや爺ちゃんが並んだりして。

初日の消印とか貰ったり。

懐かしいですね〜

 

コインも同時期から集めていましたが、

切手は使用済み、未使用ごちゃ混ぜ、駄菓子屋で30円くらいで袋に入っている色んな国の切手を(中が見えないやつ)買ったり、

田舎の爺ちゃんの家で貰ったりとコインよりも身近で、安いこともあって楽しく集めていたもんです。

 

また、コイン屋に行って買えるコインが無くても、

切手なら小遣いで買えるとあって、

子供のくせに手ぶらでは帰らんぞ!(笑)と連れて行って貰ったもんです。

 

ストックブックの整理と切手達の状態確認も兼ねて久しぶりに見てみたところ、

本棚のストックブックが斜めに立てかけてあったため若干曲がっていました。

 

やっぱりちゃんと見ていないとダメですね。

 

今日はコインではなく、そんな思い出の切手達の中から、

一番のお気に入りをご紹介致します。

 

明治銀婚記念切手 5銭・2銭 明治27年

Nikon D850 MicroNikkor60mm

 

切手カタログを買ったことのある方なら誰でもご存じ!

日本で初めての記念切手、明治銀婚記念です。

お札と切手の博物館のHPに以下のように解説があります。

当時、日本には記念切手の概念がなく、祝典を記念する切手を望んだ在留外国人の新聞投書によって政府が動き、時の逓信大臣黒田清隆の命で急きょ発行されることとなったものです。
 祝典まで1か月を切るなか、印刷局は不眠不休で作業にあたり、通常1~2か月はかかる原版を5日で仕上げました。
当時の普通切手の約2倍の大きさで、菊花紋の周りには “IMPERIAL WEDDING 25 ANNIVERSARY”と発行趣旨が表記されています。

 

最初に手にした切手というわけでは無いのですが、切手収集しているとどうしてもカタログを手に入れてしまうんですね。コインと一緒。

まあページをめくって最初に眼に入ってくる写真ていうのがあるじゃないですか。

コインなら旧1円銀貨の未使用、極美、美品、並品のやつ。

切手カタログの最初の切手はコレなんです。

 

いや、欲しくナルっしょ!

で、小遣い貯めてまず赤い方から手に入れました。2銭の方。

この明治銀婚記念切手は2種類発行されて、額面は2銭と5銭。

もちろん5銭の方がカタログ値も高いんですね。

色は5銭が青、2銭が赤。

当時5銭は2万超え!

赤い2銭は1万2,3千円くらいと言うことで小遣い頑張って貯めて今も通うコイン屋にて購入しました。

思い立ってから結構貯金に時間が掛かった記憶がありますが、手にしたときの歓びはひとしおでした。

その後、頑張って青い5銭も手に入れコンプとなりました。

その頃の記憶が蘇ってきてとても懐かしいです。

 

今手元にて眺めるとこれまた素晴らしい図柄ですね。

中央に菊紋があり、

左右に阿吽の鳳凰とでも言うんでしょうか、お目出たいですね。

この頃は天皇陛下万歳な時代です。この重厚感が凄いです。

 

そしてコインとは材質も違いますが、何よりカラーなんですよ、切手。

現代の切手は印刷技術も良くなってるんでしょうとてもカラフルですね。

沢山の切手をじっと見ていると、ちっちゃな美術館の絵画鑑賞みたいな気持ちにさせてくれますね。

 

コインも高すぎてちょっとキツくなってます。

切手も結構あるので、切手を整理しながらご紹介していこうかと思いました。

 

本日はお越し下すって有り難うございました。

ではまたお会いしましょう〜ウインク