先週のお題から1週間たちました。

皆さん良いところついて来ますね!

流石です。。。

 

ヒントを隠すために、画像のスラブを削って、すべて裸の状態で見た頂くために、かえって見にくくなってしましまして申し訳ありませんm(_ _)m

 

持っている方はご存じでしょうが、10銭銀貨、僅か直径14mmです。

無茶苦茶小さいです。

マクロを限界18cmまで近づけて(フィルム面から)撮影していますが、

元々明治3年の初期の銀貨。

良く作ってあると褒めてあげたいですね。

 

では、その1からその3まで答えと、自分の感想もつけて。。。

 

その1

答え  MS65/PCGS 

Nikon D850. MicroNikkor60mm

 

自分のコメント:最初手に入れたときは、これはこれで素晴らしく、この時代でこのサイズであれば良く残っているな〜と思いました。

ただ、洗いの品で、凹の部分に黒錆びが残っていて、どうせ洗うならもうちっとキレイに洗ってくれよな〜というところが正直なところ。。。

溝がキレイになればもうちょっと見栄えもすると思いますが、

竜図面の火炎、竜の鼻、眉毛、爪、宝玉の摩耗が見て取れます。

逆にMS65は少し過大評価なのかな?今だと64付いても仕方ないかもと思わせる品です。

コメント頂いた皆さんの評価も一番低かったのも納得。。。

 

 

その2

答え 裸(未グレーティング)

Nikon D850. MicroNikkor60mm

 

自分のコメント:このコインは裸で手に入れてグレーティング準備中のものでした。

コメント頂いた内でも、第2位でした。コレが1番良いと言う評価もありました。

菊紋面は自分的にはほぼ文句の無い状態で、いいところ行けそう〜と思ってますが、

竜図面はやはり、火炎、左前指、右後肢の指の摩耗かへたりがどう取られるかに数字が付いたとしてMS65、66,67の評価が分かれるものと思います。

何はともあれグレーティングが楽しみなコインです。

 

その3

答え MS66/PCGS

Nikon D850. MicroNikkor60mm

 

自分のコメント:コメント頂いた中でも最も評価が良かったコインです。

このコインも菊紋面は素晴らしく、恐らく極印の摩耗も殆ど無くとてもシャープな印象。しかも辺縁からのトーンも均一に付いており、こちらだけ見れば67行っても良いんじゃ??と思ってしまいます(贔屓目)。

しかし、竜図面が見栄え点が原点かな。

竜図のストライクが薄く(地金が紙一重薄いのかも)、竜が埋もれており、

尻尾、首、左後肢等、殆ど埋もれています。。。

さすればMS66妥当な評価なのではと納得のコインです。

 

3枚の未使用クラスを揃えてみての考察

三枚のコインを実際に手に取ってみると一つ気づいたことがあります。

コレはこの明治3年(ひょっとしたら4年も)の10銭銀貨は、凹んでいるのです。

どうゆうことかというと、

竜図面が凹み、菊紋面が凸になっているのです。

真贋確認(てか偽物は高額コインでないので殆ど無いと思うけど)にもなりますね。

竜図面の摩耗がランクを決めると思います。

コイン商でも数枚見ましたが、どれも菊紋面は状態が良いのですが、

竜図面の火炎、宝玉、爪、鼻の摩耗(極印のへたり?)が気になりました。

この辺りが状態の良い物が見つかれば66、67行くのでは無いでしょうか?

現状、ブッポー様の67が1枚ですからもう幻に近いですね!

皆さんのコメントでまた色々勉強になりました。

 

またやってみたいですが、同じもの揃えるのも一苦労ですね。

先日のヤフオクの例の銀貨も即日即決で落札されましたので、

自分のコイン蒐集には暗い世の中となってしまいました。

サブというか、蒐集テーマを考えないと行けないか、

ちょっと距離を置こうか悩みますね。

 

今回の小さな銀貨ですら値上がりしてきていると思います。

一通り揃ったコインを眺めて一息しますか!

コメント頂いた諸先輩方に感謝!です!

有り難うございます!m(_ _)m

ふぅぅぅぅ〜〜〜〜(紫煙が。。。)