今回も裸で手に入れたコイン。
これはちょっと前に新橋Cで眼を付けていたもので、
当時、旧5円金貨の明治3年有輪明瞭ウロコを探していた時のこと。
何ヶ月か売れずに残っていて、あるとき特価でー5万円となり、
まだ売れずに残っておりました。
40万切ってましたので、まあこんな物かと拡大して眺めて、
ボーナスも入りポッチしたもの。
旧5円金貨 明治3年銘 無輪 明瞭ウロコ
NikonD850 MicroNikkor60mm
イヤイヤ、良さそうに見えたんっすよ。
竜図面、菊紋図面共に、高い部分の摩耗が見て取れます。
具体的に、竜図面では、
火炎、ウロコ、竜の鼻、口、爪、がツルツル。。。文字は標高が低いのか、
ラスター残ってます。
菊紋面は、
菊紋の端周囲、旭日、桐葉、菊葉、桐花葉脈の摩耗。。。
う〜ん商品写真ではここまで分からんかった。
スラブに入っても良くてMS63位かな。
グレーティングに出すよりこのままJNDA鑑定書はありますから、
オークションのほうがいいかな。。。
これはこれで、手元でいつでも直に見れるので、それも良し!としよう。
スラブばかりになっても昔ながらのコインの眺め方のほうが
良いことは沢山ありますからね。
ギザのギラつきが楽しめる
トーンが着いていてもスラブの表面でテカらずに楽しめる
手に持ってその重さを感じることが出来る
スラブ越しでは無く直に眺めることが出来る
これに尽きます。
しかし、金貨は良いですね。
このキツネ色がたまりません。
そして旧金貨の最大の特徴でもあります、「錦の御旗(錦旗)」。
これですよ、コレ!
この錦の御旗は、明治の金貨のみ。円銀にも無いこの模様が良いんですよね。
JNDAカタログで巻頭カラーを幾年も続いて飾っている明治日本の誇る金貨なのだ。
奴らに鋳つぶされずに残ったある意味幸運なコイン。
表は竜、裏は錦の御旗。
とても縁起が良い図柄のコインで、お守りにもなると思います。
新金貨のほうも、表を竜にしてくれれば良かったのにね〜と思います。
あっ、でも集めるコインが増えてしまう!