朝日新聞の批評を行いたい。

まず、肯定部分から。

朝日新聞は読みやすいと思う。

重要な情報はほぼ掲載されているので、
世の中の情報に遅れることは少ないし、
新聞上でしっかり情が整理されている。

しかも、知名度も有り、朝日ならではの
調査報道というのもときにはある。
(調査報道とは、何かが公に発表したような情報を
そのまま報道する「発表報道」に対して、
自分で情報源をしっかり当たって、
調査し、検証した上で行なわれる報道のことである。)

そういう情報量の多さと信頼性を元に、
朝日新聞を読んでいる。
実際に、地方紙だと、情報が少なすぎる。
世の中の情勢に関心を持つためには、
地方紙だけの情報ではなかなかついていけない。
(特に国際情勢についてそう思う。)


次に否定部分。

しかし、朝日新聞というのは、
裏のとれていない報道をしたり、
無用な批評を行ったり、左派によりすぎていたり、
ムチャクチャな側面がある。
(1ヶ月ほど前に、無用な批判はやめろといったような
題をつけて、石原都知事に無用な批判を行なっていた。
メディアはチェック機能が大事なのだが、チェック機能を
働かせることと、単なる非建設的な批判は異なる。)

かと言って、いつも意味不明なことばかりを社説に書いているか
と言ったらそうバカでもないので、流し読みするくらいはする。


ということで、朝日新聞は読みやすいのだが、
ちょっと偏った報道機関だというのを踏まえて
見るべきである。

ただ、そうやって読む新聞も面倒なので、
大学院を卒業して学割がきかなくなったら、
さっさと変えようかなと検討中である。