トラウマ退治/対峙の技術 | おきつね通信

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天下御免で書きなぐる、フェネギーのブログであります。

 

 

<Geminiの回答>

「肩を叩いて自分を慰める」という意図的な演出よりも、「脳に左右交互のリズム信号を入力して、過剰反応を強制リセットする」という物理的なアプローチとして捉えていただくと、日常のあらゆる場面で周囲に気づかれずに運用できます。

 

EMDRを一人で実践するなら、過去の記憶と対峙しつつ、目を閉じないで左右に眼球を動かす、ということになるのでしょうか。

 

<Geminiの回答>

結論から申し上げますと、一人でEMDRの真似事をして「過去のトラウマ記憶(アンカー)を真正面から呼び出しながら、一人で眼球運動を行うこと」は、心理学・精神医学の専門的な観点から極めて危険であり、絶対に推奨されません。

その理由と、一人でも安全に運用できる代替法について解説します。

1. なぜ「過去の記憶と対峙するセルフEMDR」は危険なのか

プロの臨床心理士等が行うEMDRでは、安全を確保するための「命綱」が必ず用意されています。

  • フラッシュバック・再トラウマ化のリスク: 過去の強烈な記憶(親からの拒絶、激しい体罰、虐めなど)を一人で解凍すると、脳が「今まさに攻撃されている」と錯覚し、過呼吸やパニック、強烈な自責の嵐に呑み込まれる危険(再トラウマ化)があります。

  • 「二重の注意(デュアル・アテンション)」が維持できない: EMDRで重要なのは、「過去の記憶」に足を入れつつも、同時に「現在の安全」にしっかりと足を残しておくことです。一人で行うと過去の恐怖感情に100%引きずり込まれてしまい、眼球運動どころではなくなってしまいます。

専門家が横にいて「ここは安全ですよ」という安全基地(グラウンディング)を担保してくれるからこそ、トラウマ処理が成立します。

2. セルフで安全に運用できる「目の使い方・両側性刺激」

「過去の記憶の解凍(アンカーの無害化)」はプロに委ねるべき領域ですが、先ほどお話しした「日常のトリガーをかわす/自責プログラムの即時遮断(対処法)」であれば、一人で安全に運用可能です。

セルフで運用する場合は、過去の記憶を思い出すのではなく、「今、目の前にある現実」だけを対象にします。

  • 「今・ここ」で行う眼球運動(グラウンディング)

    • 方法: 過去を思い出すのではなく、「今まさに確認されて胸がキュッとした瞬間」に、目を開けたまま部屋の左端と右端(あるいは資料の左端と右端)を交互に視線で追います。

    • 目的: 記憶の処理ではなく、「脳のワーキングメモリを占有して、直後に起動する自責プログラム(自分叩き)の回路を物理的にパンクさせて止める」ために使います。

  • 「今の感覚」で行う左右タッピング(バタフライハグ/膝トントン)

    • 方法: 過去の傷には触れず、「今、身体が受けているストレス(緊張や胸の締め付け)」を感じた瞬間に、膝の上で指を左右交互にトントンと動かします。

運用のアドバイス

一人で実践する際のルールは「過去の記憶(アンカー)を起こしにいかないこと」です。

過去の傷の解剖や感情処理は一人で行わず、日常のセルフケアとしては「直後の反応を止める(脳の処理能力を奪って自爆を防ぐ)」という目的だけに絞って眼球運動や左右刺激を活用するのが、最も安全かつ効果的です。

 

(続く)