BMW R18のオーバーヒート回避策 | おきつね通信

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天下御免で書きなぐる、フェネギーのブログであります。

 

初めて東名高速を走った日、落ち込みました。

このバイク、買って失敗だったんじゃなかろうか、と。

 

渋滞に捕まり30分したらオーバーヒートですよ。

というか、ストですよ。

バイクによるスト。

 

「あー、マジだりぃわー」

「疲れたしぃ」

と一方的に走ることを拒否られた感じ。

 

3車線ある高速道路のど真ん中ですよ。

 

しかも大晦日。

真冬ですよ。

真冬にオーバーヒートすんなよ、エンジン。

 

年が明けて、東京に帰る際も案の定の渋滞。

ここでもオーバーヒート。

やっぱり30分身動き取れなくなるとダメですね。

 

そうなる前に、早めにサービスエリア入れとか言うけど、

そんなに都合よくサービスエリアが登場してくれるとは

限らんのですよ。

 

それに、一旦休んで温度を下げたって、渋滞にはまれば

結局一緒なんです。

焼石に空冷エンジン。

 

 

とはいえ、その後もピンチを幾度か経験しながら

分かってきたことがあります。

 

1)どんなに寒い日でもエンジンに風が当たらないとダメ

2)自転車程度、いやジョギング程度でも走って風が当たるとかなりマシ

3)ギアはなるべくアップして軽いギアを選択してやる方がオーバーヒートしにくい

4)ノロノロ走るなら1速で回し続けるより、こまめにクラッチを解放し惰性で進んだ方が良い

 

とにかく走らず止まったままなのが最悪で、次がローギアでエンジンを回し続けること。

 

 

と、そこでふと思いつきました。

エンジン、まめに切っちゃえばいいのでは?

 

そう。

渋滞中はなかなか進まない。

だったら、ちょっと進んで止まるたびに、キルスイッチで

エンジンを停止してみたらどうだろう?

 

これが良かったんですよ。

大当たり。

 

オーバーヒート一歩手前の状態で実験開始したのですが、

みるみるエンジンの温度が下がり回復したのです。

 

1速でキルスイッチを使えば、そのまま、また走り出せます。

左手が疲れるのをかなり防ぐこともできます。

 

 

とりあえず寒い時期はこれで何とかしのげることが

分かりました。

 

問題は夏場ですね。

どうなることやら。

 

 

ちなみに同じボクサーエンジンでも、他のモデルは

もう少しマシなようです。

 

R18はデカいので、ただエンジンをかけておくだけでも

負荷が大きく、どんどん発熱していってしまうんだそうです。

 

買う前に言ってよ、そう言うことは。