「Bambu Lab A1 miniのフィラメントが急に出てこなくなった」
「印刷中に途切れてしまって、どこが悪いのか分からない」

そんなふうに焦ってしまう方は少なくありません。

結論からお伝えすると、フィラメントが出てこない原因の多くは「ノズルの詰まり」ではなく「PTFEチューブ内の破片詰まり」です。

この記事では、症状別の原因の切り分け方と、すぐ試せる対処法を分かりやすく解説します。

 

▼今回のトラブルで使ったフィラメントはこちら▼

 

 

bambu lab a1 miniでフィラメントが出てこない主な原因

■①ノズルの詰まり

湿ったフィラメントの使用、温度不足、異物混入、ノズルの摩耗などが原因で発生します。
印刷を重ねるうちに少しずつ蓄積していくトラブルです。

■②PTFEチューブ内・経路の詰まり

フィラメントの折れや削れカス、AMS liteやPTFEチューブ内での引っ掛かり、破片の残留が原因で送り込みができなくなるケースが多発しているとされています。
実は、こちらの方がノズル詰まりよりも起きやすいトラブルです。

症状の切り分け方とすぐ試せる対処法

■①まずは症状で切り分ける

まずは「ノズル」か「フィラメント経路」のどちらで問題が起きているかを切り分けましょう。
ノズルを加熱して手動で押し出せるか確認し、ダメならチューブ内の破片詰まりを疑い、それでもダメならノズル交換やサポートへの連絡を検討するという手順が基準になります。

 

  • 症状A(経路の詰まり疑い):AMS Liteから送ろうとすると「ガコッガコッ」と空回りし、赤ランプが点灯する
  • 症状B(エクストルーダー手前の詰まり疑い):画面の指示通りロードし、チューブ内をノズル付近まで進んでいるのに先端から出てこない
  • 症状C(ノズルの詰まり疑い):上記に該当せず、ノズル先端で固まっている

■②すぐ試せる具体的な対処法

症状が分かったら、以下の対処法を順番に試してみてください。

 

  • ノズル加熱とニードル清掃:ノズルを素材に合う温度(220〜240℃目安)まで加熱し、手動で少量の押し出しを試す。改善しなければ付属の清掃針で詰まりを除去する
  • チューブ内の破片除去:電源を入れたまま、ペンチとピンセットで折れたフィラメントを引き抜き、PTFEチューブを再挿入する(特別な工具は不要で、10分弱で解消できることが多い)
  • ノズルの交換:マグネット式の「クイックスワップノズル設計」のため、工具不要でノズル交換ができる

「フィラメントが出ない=ノズルが詰まっている」と思い込んで分解を急がないのがポイントです。
実際にはPTFEチューブ内やエクストルーダー手前で折れたフィラメントの破片が詰まっているケースが非常に多いので、まずはチューブを外して経路内を確認してみましょう。

 

▼交換用のフィラメントもチェックしてみる▼

 

 

実際にあった原因調査から解決までの体験談

■①就寝中のフィラメント切れによる破片詰まり

長時間の印刷中にフィラメントが切れ、翌日新しいフィラメントをロードできなくなるトラブルが発生したケースがあります。
調査の結果、チューブからノズルに向かう通路にフィラメントの破片が詰まっていたことが判明し、公式Wikiや動画を参考に解決したとされています。

■②見当違いの穴にフィラメントが詰まっていた事例

ノズルを240℃に加熱してニードルで清掃しても解決しなかったケースもあります。
最終的にPTFEチューブを外して中を照らしたところ、本来とは別の穴に折れたフィラメントが入り込んで詰まっていたことが分かり、自力で解決できたそうです。
思い込みで判断せず、経路を実際に目で確認することの大切さが分かる事例です。

出てこないトラブルに関するよくある質問

Q. メンテナンスは何から始めればよいですか?

A. トラブル時は、まず「ビルドプレートの清掃(油分や樹脂カスの除去)」「ノズル先端の固着確認」「フィラメント経路の確認」の3点から始めると原因を特定しやすいとされています。

Q. メンテナンスの頻度はどれくらいが目安ですか?

A. 印刷前・失敗後はビルドプレートやノズル先端の確認、数回の印刷ごとにフィラメント経路の確認、月1回程度でベルトや可動部のゴミ・樹脂片の確認を行うのが目安とされています。

Q. 自分で直せない場合はどうすればいいですか?

A. 異音が続く場合や自力での清掃で解決しない場合は、無理に印刷や分解を続けず、エラー画面や状況の写真を添えて公式サポートに相談することが推奨されています。

作業時の注意点

ノズルの清掃や確認を行う際、ノズルは200℃以上の高温になるため、指の火傷には十分な注意が必要です。
実際に作業中に火傷を負ったという体験談も見られます。

トラブル発生時に慌ててプリンターを分解するよりも、基本的な確認箇所(ノズルやチューブ)から小さくチェックしていく方が復旧が早くなります。

bambu lab a1 miniのフィラメント出てこないトラブルまとめ

フィラメントが出てこないときは、「ノズル」より先に「PTFEチューブ内の破片詰まり」を疑うのが解決の近道です。

 

  • 症状を切り分ける:経路の詰まりか、ノズルの詰まりかを見極める
  • まず試す:ノズル加熱+ニードル清掃、チューブ内の破片除去
  • 直らないとき:無理をせず公式サポートに相談する
  • 作業中は:ノズルの高温に注意する

といった手順で対処すれば、多くのケースは自力で解決できるはずです。
長時間印刷の際は、余裕を持ったフィラメント交換や継ぎ足しの準備もしておくと安心ですよ。

 

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