14時46分。NHKを見ながら1分間黙祷をした。同時刻に市のサイレンが1分間鳴った。このサイレンは、広島原爆の日8時15分、敗戦記念日12時に1分間鳴るサイレンだ。それが東北に向けて鳴らされた。思いもよらなかったので涙が出てきた。

NHKによると

「東日本大震災で、きのうまでに死亡が確認された方は1万5854人、今も行方不明の方は3155人。また、避難先や仮設住宅などで不自由な生活を強いられている人は岩手・宮城・福島の3県を中心に34万4000人にのぼっています。」

とのこと。行方不明の方々は今何処にいるのだろうと胸を痛める。

ここ数日震災関連の番組が放送されている。私はあえて見なかった。全て脚色されているだろうという疑いがあるから。震災から学んだことの一つに、マスコミを信じないことがある。だから東北の方々が直に発信する情報を求めた一年でもあった。そこでTwitterがとても役立った。ある日、女子高生が避難所からツイートし始めたのだ。現在は陸前高田市の仮説住宅に住んでいる。日常をまともに送れない中で避難所の手伝いをし、勉強をし、瓦礫を片付け、自衛隊の皆さんには感謝の言葉を綴り、地元の写真を発信してくれた。また彼女は受験生でもあった。想像出来ない困難を乗り越え見事大学に合格した。私は彼女を心から尊敬している。

一方で原発の問題が解決しない。この問題は私たちが死んでも尚残るものであり、時間が経つほど深刻になる。だから「大丈夫」「問題はない」などという言葉は信じない。広島に原爆が落とされて68年になるが、何代にも渡り病気が絶えることはなく、今も癌を発症しているという現実がある。

ところで何かのテレビ番組で女性が

「忘れないでほしい」

と泣きながらインタビューに答えていた。

あの悲惨な光景を忘れる者がいるのだろうか。私は一生涯忘れることはない。阪神淡路大震災も東日本大震災も奥尻島の津波も新潟県中越地震も東海村の事故も地元で起こった芸予地震も忘れない。忘れるもんか。私たちは酷く傷付いたんだから。



東日本大震災でお亡くなりになられた方々へ
心よりご冥福をお祈り申し上げます

合掌