昨日は、私の各年代別の《私の王子様》を紹介した。って誰もそんなん興味ないよな。「どうでもええわ。」いう声が聞こえてきていますが、今回は山崎まさよしさんについて書いてみたいと思う。

私は、昔っから大ファンというのではなく、ここ数年聴くようになった。私は、身体が弱いのでしょっちゅう入院をしている。今も体調が思わしくなく、これ以上悪くなったら入院だなという状態で毎日を送っている。

3年程前にいつもの病気で入院した。この病院は男性看護師を多く採用している。ある男性看護師さんが私の体温を確認するためにおでこに手を当ててきた。そんなことされたの始めてだったから、何だかドキドキしてきて、その看護師さんを意識するようになったのだ。

顔立ちは、色が白くて端正。誰がみても優しそうな顔に見える。本当はどういう方なのかはわからないけど…。しかし、どの看護師さんよりも声を掛けて下さる方だった。担当じゃなくても当たり前のように私のベット際まで「おはよう」と言いに来られた。私が廊下を歩いていると「今日は体調はどんな?」と言ってくれたり、夜勤時は寝る前の洗顔中に「今日は眠れそう?」と顔を覗かせて聞いてこられたり。。。

入院生活というのはなかなか時間が経たない。しかも、病気になっているんだからかんなり深く考え事をしてしまう。それを回避するために、看護師さんはどの有名人に似ているのかと考えはじめた。頭ん中誰だ誰だとぐるぐる回ってハッと思い付いたのが《山崎まさよし》だった。
「そうだ。山崎まさよしだ~!!」
と。
すると、不思議なもんで、次は山崎さんが気になって気になって仕方なくなった。レンタルで『アトリエ』と『ADDRESS』というオリジナルアルバムを借りて聴いてみた。しっとりした曲が多く入っていた。だもんで、山崎さんは、こういう路線の方なんだと思っていた。

そして、今年5月13日に発売された『IN MY HOUSE』(初回盤・ポスター付き)というオリジナルアルバムを買って聴いてみた。すると、8ビートの曲やロカビリーなど盛り沢山の内容だった。それからどんどんのめり込み、ライブ盤を借りて、将来ライブでみんなにちゃんとついて行けるように※「早口言葉」を練習中だ。更に、毎週放送されるラジオ「音届(おとどけ)」も欠かさず聞いている。もう、虜になっていると言ってもいい。

あの男性看護師さんが、与えてくれたきっかけでしんどい毎日も何とか乗り越えて生きて行けている。


※「早口言葉」
ファンの方々は、よく知っていると思うけど『パンを焼く』という曲の演奏時にお客さんと「早口言葉」の掛け合いをするのがライブのお決まりになっている。