何ごとにもストーリーを。

この言葉は、僕の趣味である写真を撮るときに心がけている言葉である。
一枚の写真の中にただ「綺麗だなー」という風景を詰め込むだけでは面白くない。
その状況に至るまでに、こんなことがあったんだろうなぁとか、こんな風になるんだろうなぁ。
と考えさせれる写真が素敵な作品であり趣味を楽しんでいる証拠なのだと思う。

スポーツも同じである。
ただ素晴らしいプレーを見るだけでは物足りない。

甲子園がそうである。
毎年夏になると、坊主頭で真っ黒焦げの青年が汗をかき泥だらけになりながらボールを追いかける。
だから感動する。ただボールを追いかけるだけの少年に感動は生まれない。
この学校のエースは、この夏にどんな思いを込めて、ボールを握っているのか。
あの学校の4番は、この夏にどんな思いを込めて、バットを握っているのか。
そして彼らを支えるスタンドの応援団やブラスバンドはなぜ声を枯らして応援しているのか。

すべてのスポーツにはストーリーがある。
僕たちの想像を超えた感動がそこにある。
だから、フェンシングにだってあるべきだ。




そう思いまして、創刊しようと思います。フェンシングの雑誌。
年に4回を目標にフェンサーのストーリーに注目した内容にしようと思っております。

最近、ようやく文章を書く気になりましたのでご報告までに。
あとどんなものを書いて欲しいかもコメントしていただけたらどんどん取り入れたいと思います。