前回に引き続き日向坂46の「主人公感」を語ります。
ねるなくして語れない記事なので、前回に引き続きねるの画像を拝みながら・・。
今回は2期生について語ります。
以前の記事でも触れたとおり、けやき坂46の2期生は「運命に導かれし9名」とか
「キセキの世代」だとか言われています。
実際、スター性のある子が多いんですよね。
小坂菜緒(エース)
「大阪、小坂、けやき坂46、三本坂を駆け上ります。」
というキャッチフレーズのとおり、彼女は2期生のエース格としてあっという間に頭角を現し始めます。
特筆すべきはそのルックス。
綺麗で可愛い、そして不思議と品がある、と感じるそのルックスは加入当時からどの2期生よりも注目されており、とある雑誌ではけやかけ2期生紹介回からさほど時間が経っていないにも関わらず、今後の活躍を期待するニューフェイスの一人として取り上げられていました。
坂道グループ史上最短でSeventeenの専属モデルに抜擢されたり、
日向坂46デビューからは4連続で表題曲センターを務めあげたり、
恐怖人形やDASADAなど女優業でも精力的に活動したり、
と目覚ましい活躍を見せてくれます。
そんな彼女は元来なかなか他人と打ち解けられない引っ込みがちな性格。
けやき坂46オーディションを受けたのはそんな自分を変えたいと思い立ったこと、
そして何よりけやき坂46全国ツアー公演を見に行き、自分自身がひらがなけやきに入りたい、と心から思ったから、とのこと。
元々は欅坂46の中で長濱ねる推しだったという彼女。
長濱ねるに憧れ、けやき坂1期生に導かれ、キセキの世代と言われるほどの同期にも恵まれての加入・・・まさに主人公。
ねる無くしてひらがなはなく、ひらがな1期生無くしてセンター・小坂菜緒は無いわけだ。
デビューシングルでセンターに抜擢された際に齊藤京子が「これからついていくよ、よろしくね」という思いを込めて背中を押したというエピソードからも、平手のような孤高のセンターではなく、皆の想いに支えられながら立つタイプのセンター。
どこか不器用なさまが見えがちですが、それでも不思議なほど目で追ってしまう存在、
それが小坂菜緒。
金村美玖(報われる努力の体現者)
2期生の主人公感を語るうえで、小坂菜緒と対になるような存在として金村美玖を挙げないわけにはいかないでしょう。
加入当初から大人びたルックスと定評のあった彼女。
勉強はかしこセンターを取るほど、運動神経も悪くなく、アート的なセンスはメンバー随一、
なんでもそつなくこなすし、頭の回転もいい、と基本的に何でもできる人だが、
小坂菜緒と同い年で且つそのルックスに定評がありながらも、小坂菜緒や他の1期生が専属モデルの椅子を得た時に声がかからなかったり、デビューシングルでは3列目に配置されたり、と小坂菜緒に比べると若干見劣りしてしまう印象があった。
しかし、彼女は一つ一つの出来事に対しての前向きな努力が凄い。
モデルメンバーに選ばれなかったときも「もっと可愛くなる努力をしなければ駄目だ」と
自分を戒めてさらに努力を重ね、シングルでは回を追うごとにポジションが上がり、
4枚目シングルからは1列目に抜擢。
更に、小坂菜緒が映画撮影のため急遽不在となったDASADAライブでは
「青春の馬」のセンターを務め、その躍動感ある動きと人の心をつかむ表現力は
代理センターどころか、ファンをして「伝説の金村センター」と言われるほどのものとなっている。
さらに、最近では「プレバト」に自薦という形で「乗り込んで」いき、初挑戦のスプレーアートで見事満点を取って1位という快挙を成し遂げている。
また、ルックスにもさらに磨きがかかっており、妖艶ささえも感じるほど。
彼女は日を追うごとに様々なスキルが大きく成長していることが目に見えて分かり、
どんどん結果に結びつけている。
「自信のない自分」を乗り越える度、より強くなって更なる壁を撃破する、
これこそまさに主人公。
一言でいえば、のし上がる者のかっこよさ、と言えるだろうか。
渡邉美穂(シューティングアンドロイド)
小坂に次ぐエース格として加入当時から2期生で唯一の「Re:mind」への出演、ソロ写真集「ひだまり」の発売など、活躍の場に事欠かなかった彼女。
運動神経では運動お化け2人に一歩劣るイメージだが、負けず嫌いで情に厚く、
いつもメンバーの先人に立って活躍しているイメージがある。
頭の回転も速く、バラエティ番組などではその場にいればとりあえず安心できるメンバーの一人。
彼女もまた、どんな時でもかっこいい、そんな存在なのだ。
松田好花(万能の才媛)
京都出身のはんなり娘。
和太鼓、ギター、等々様々な技能を持ち合わせており、クラシックバレエの経験もある。
更に頭脳明晰且つまじめな性格であり、キン肉マン企画の際には与えられた課題となっていたコミックスをただ読むだけではなく、キン肉マンの本名の由来までしっかり押さえてきていたという一面も。
実際、本来盛り上がらない可能性すらあったキン肉マン企画が神回と言えるほどのものとなったのは松田の勉強量と熱意が一因となっていることは間違いないだろう。
ドレミソラシドヒット祈願企画のドラゴンボートでは佐々木久美にも劣らないリーダーシップを見せ、更に企画プレゼンでは後に採用される企画「ひらがながっきょくうんどうかい」を提案するなど、正に万能そのもの。
眼科系の病気のためしばらく戦線離脱を余儀なくされたが、ひらがなくりすます2020にて復帰が発表され、今後少しずつ活動を増やしていくとのこと。
万能なジョーカー的存在が日向坂46を支えている部分は大きい。
復帰の際のファンの感動から見ても、彼女もまた日向坂46で主人公感を放っている一人なのだ。
丹生明里(にぱー)
言わずと知れたハッピーオーラの体現者。
誰よりも明るく、屈託のない振る舞いは見る人を必ず癒す。
また外番組でも趣味のゲームを中心に活躍の場を広げており、
「有吉eeeee」にも何度となく出場している。
しかも登場すると高い確率で記録を残し、記憶に残る。
日向坂46は様々なメンバーの様々な道が不思議と調和し、束ねられ、一個の大きなうねりになっているイメージだが、彼女もまたちゃんと自分の道をゆく主人公の一人なのだ。
番外編
河田陽菜(恋愛製造機)
上記5名に比して主人公感はさほどないものの、癒し系、独特の感性、甘いルックス、と凡そ欅坂2期生をして「可愛いの具現化」とすら呼ばれる存在。
「ひらがなを強くしたい」「なりたいものがなかった私が唯一なりたいと思ったのがアイドル」等不思議と彼女の発した言葉は後に残る。
外番組の活躍こそまだ少ないものの、日向坂46を知っていく中で不思議と河田がいると見てしまうようになった、というファンも多いのではないだろうか。
いつの間にか目を引いてしまう存在、そんな主人公もあってもよいのではないか。
他3名の2期生、3期生の4名もまた日向坂46という物語を紡ぐ主人公の一人だが、
あえてここまでのメンバーに厳選して書いてみた。
しゃんと立つかっこよさ、
報われる努力を体現するかっこよさ、
弱いからこそ強くなれることを体現するかっこよさ、
何でもできるかっこよさ、
グループイメージを担うかっこよさ、
抜きんでた能力を発揮するかっこよさ、
様々な「主人公としてのかっこよさ」を持ち、歩みを止めないグループ、
それこそが日向坂46の大きな魅力なのではないか。